2386 小さな指導から感じたこと

小さな指導をした。給食の「いただきます」の号令の時に違う言葉を言った生徒が数名いた。「いただきます」という言葉の指導が必要だと感じたのと、学級の中で特定の人たちにしかわからない合言葉みたいなものをつくってクスクス笑うようなからかいがあっているのでその一つかと思って指導すべきだと判断した。

 

給食後に「言った人おいで」と言っても出て来ず、結局、三者面談後まで全員を残した。

 

三者面談後に教室に上がると数名「自分です」と言ってきた。すぐに申し出なかったことが腹立たしいが、色々と聞き、今回は悪意を持ってやったことではないと判断した。

 

この生徒たち以外にも数人関わっていると思い、アンケートみたいなものを実施した。その中でも「自分がやりました」と書く生徒や「誰が言ったか知っています」と書いてくる生徒がいた。

 

その生徒たちに話を聞く。細かく教えてくれた。もちろん、関係しておいて「知らない・言ってない」と答える生徒もいた。情報をくれた生徒に対しては、正直に言ってくれる関係性が出来てるんだなと思った。とても仲良くしている子の名前を出す生徒もいた。そういう生徒は信頼できると思う。

 

「誰が言ったかわかります」と答えてきた生徒が思ったより多く、ちょっと意外であったが、とりあえずこの件については指導済み。

 

学級の中にはこの件に関係ない生徒も多くいて、巻き添えとなってしまったのは申し訳なかった。しかし、集団を良くするために自分ごととして捉えてほしいと思う。

 

この生徒たちと一緒に生活できるのもおそらくあと約30日。少しでも学級の状態を良くして3年生に上げてあげたい。