1884 指導案を2つ来週までに

社会科と道徳科の学習指導案を1つずつ来週の月曜日までに作成することになりました。

 

まず社会科ですが、来襲の水曜日に近隣校のA教頭先生がzoom越しに参観されることになりました。私の勤務校は小規模校なので、社会科の担当は私しかいません。来年度から正式採用になる私のために、勤務校の校長先生が、以前近隣の学校の社会科の先生の授業を参観できるように連絡を取ってくれました。その時に参観したのが、A教頭先生の授業です。公立高校入試前のため、直接来校しての参観は難しいとのことでしたが、zoom越しならばとのことで、お忙しい中、時間を割いてさんかんしてくださることになりました。大変ありがたいことです。このような事情で、社会科の学習指導案を来週の月曜日には近郊の管理職の先生に提出し、チェックを受けてA先生に送ることになるそうです。略案でいいと言われましたが、せっかくなので本気の学習指導案を書こうと思います。こちらは、そんなに心配はしていません。授業をする内容を決めれば、すぐにでも書けると思います。

 

次に道徳科の学習指導案ですが、4月から道徳科の授業をしたいと言い続けていたことが実現します。本当は2学期に実施予定だったのですが、実子予定日に工事か点検か何かが入ることになり、学校中がバタバタするのでということで延期になりました。このまま中止かなと思っていたところ、先日来週の火曜日に実施をしないかと声をかけていただいたので、ぜひお願いいしますと返事をしました。勤務校の管理職の先生と実践予定の学級の担任の先生が参観される予定です。こちらも本気の学習指導案を書きたいと思います。しかし、こちらはまだ書き始められません。そもそもの授業自体が出来上がっていないからです。教科書教材を使うことを求められていて、その教材をなんでもいいと言って、渡されたのですが、その教材(読み物教材)を読んで、なんでもいいと言ったことを後悔しました。内容項目は「我が国の伝統と文化の尊重、愛国心」の中の我が国の伝統と文化の尊重ですが、「この教材では‥‥」と、かなり頭を悩ましています。正直、使わず、別の教材を使用したほうがいいような教材ですが、これも修業だと思って何とか授業を創りたいと思います。こういう時に開発教材とセットにするという技を知っているだけで、だいぶ助かるなと思います。難敵ですが、こちらもある程度のレベルに仕上げられるようにしたいと思います。

 

やはり、他人が参観するところに学習指導案は欠かせないのかもしれませんね。文字で書いてある資料が手元にあれば、なぜその発問をしたか、どういう流れになっているか、授業者の考えや意図が分かります。しかし、授業の実際を見て、授業者の考えや意図を読み取れることも現場教師には必要な力だと思います。「この人はなんでこの発問をしたのだろう?」と考え、意図を見抜くのは面白いことだと思います。授業中に指導案ばかりを見て、子どもの反応の実際を見ない人もいます。子どもの反応を見ないで、何がわかるのか疑問にも思います。とはいえ、人は人。自分にはわからないだけで、そういう授業の見方もあるのかもしれません。

 

授業がしっかり創れたら、学習指導案作成にはそんなに時間はかからないというのが今の私の感覚です。

 

教育実習時に支障が言われていましたが、指導案よりも授業づくりに時間をかけるべきです。結局は、それが指導案をにつながるのです。

 

しかし、せっかくの機会ですから、今回は学習指導案作成に本気で取り組んでみたいと思います。