2021年50冊読破目標の3冊目です。
原田マハさんの『本日はお日柄もよく』(徳間書店 2013)読破です。
勤務校の国語の先生に薦められて読みました。
ある企業のOLが友達の結婚式であるスピーチを聞いて、スピーチライターに転職する物語です。
良いスピーチは聞いている人に感動を与え、人の心を動かし、行動さえも変えてしまいます。歴史上のリーダーたちのスピーチも社会を動かしたものがありました。
言葉の持つ力を感じました。
私も教師として生徒の前で話をします。少しでも心に残ったり、心に響いたり、行動を変えるきっかけになる話をしたいと思いながらも、できていないのが現実です。しかし、少しずつでもそういう話ができるようになりたいと思います。
これまで勉強したことと共通点がるとすれば、乾いた言葉でスピーチをするのではなく、自分の思いや気持ちを言葉にすることです。それをベースにして、スピーチの構成とスピーチをするときの基本をマスターすればいいと思います。
根本は自分の中にある本音や実感、体験、経験だと思います。