939 23冊目『ヒトは「いじめ」をやめられない』

2018年50冊読破目標の23冊目です。

中野信子さんの『ヒトは「いじめ」をやめられない』(小学館 2017)読破です。

現在、多くの学校、学級が「いじめのない学校」や「いじめゼロ」を掲げていると思います。

社会的にも、いじめは撲滅しないといけないものという風潮が強いと思います。

そんな現在の世の中ですから、タイトルを見た時に、読んでみたくなりました。

以下の指摘には、なるほどなと思いました。

(引用開始)
言葉による道徳教育だけでは、喫緊のいじめ防止には間に合いません。まず、いじめをさせない状況を実現することが必要だと思います。
(引用終了)

生徒の心を育てることも大切だと思います。しかし、監視カメラや第三者の学校への訪問など、いじめが起こらないような環境の整備も必要だと思います。

もちろん、お金の面など問題もあるでしょうが、誰かが命を落とすようなことがあった後では遅いと思います。

ただ、ここら辺の話は、行政や学校経営者が判断する話でしょうから、私は生徒の心を育てられるようにしたいと思います。

大切な分野ですが、採用試験対策程度の勉強しかしていませんでしたので、少しずつべんきょうしていこうと思います。