2017年50冊読破目標の30冊目です。
鈴木健二先生の『道徳授業を面白くする!〜子どもの心に響く授業づくりの極意〜』(教育出版 2017)読破です。
小学校では平成30年度から、中学校では平成31年度から、これまで領域だった道徳の授業が、「特別の教科 道徳」として、教科化されます。
大きな変化の一つに検定教科書が導入されるということがあります。教科書には使用義務がありますので、教科書を使った授業をするようになります。
自作教材を使った道徳の授業づくりにばかり取り組んできたので、教科書を使った道徳の授業をどうやって作ったらいいのだろうかと思っていました。
この本の章の1つに「道徳の教科書を活用する」がありました。この中で、鈴木先生は、以下のようにおっしゃられています。
(引用開始)
自作教材であろうと、教科書教材であろうと、大切なことは、自分で授業を生み出す力を身につけることです。教科書教材を活用した授業を作る場合にも、授業づくりのポイントは、自作教材で授業を作る場合のポイントと同じです。このポイントを意識して授業づくりを行うことによって、道徳授業の質は少しずつ高まっていきます。
※ポイントは、本書25頁、99頁にあります。
(引用終了)
道徳の教科書を使った実例も載っており、こうやって作っていくのかと知れたことが良かったです。
知れたことをもとに、実際に手と頭を動かして授業を作ってみたいと思います。

道徳授業をおもしろくする!―子どもの心に響く授業づくりの極意
- 作者: 鈴木健二
- 出版社/メーカー: 教育出版
- 発売日: 2017/06/01
- メディア: 単行本
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