1653 小さな社会科の授業をつながる

授業を創るのは難しい。


教科書に書いてあることをわかりやすく説明するだけなら、そんなに難しいことはない。しかし、それは説明や解説であって、授業ではない。


生徒に知識と技能を授けなければいけない。そういう視点に立った時に、特に技能の面では説明や解説中心であってはいけないと思う。


授業をするときに難しいことは、教えれば1分で終わることを子どもたちに考えさせたり、活動させたりするなどして引き出すことである。ここに工夫が必要になるのだが、その工夫をすることが難しい。アイデアが必要である。


しかし、アイデアはパッと閃くものではない。きちんと道筋がある思考過程が必要である。


そういうことは分かっていても、なかなかできない。


しかし、やらないといけないので、鈴木先生の小さな社会科の授業を創るという発想で授業創りを行なっている。少しだが、50分の授業を創ることに対するハードルが下がった。


大きく考えるから難しい。ここが最終ゴールと決めたら、最初にこれを教えて、次にこれに気づかせてと考えるとごちゃごちゃする。だから、教科書の見開きを項目ごとに授業をつくって繋げて、最後にその繋がりを微調整するというやり方で授業を創る方がアイデアも出しやすいし、授業を創りやすいと思った。


改善しながら続けていきたいと思う。