1654 小規模校について感じたこと

現在の勤務校は2校とも小規模校である。


昨日、島の方の勤務校に行って感じたことがある。小規模校の良いところと問題点である。これは、もうひとつの勤務校で勤務している中で感じたことも含む。ぼんやりと思っていたことが、少しのまとまりのある言葉やキーワードとして頭の中にまとまったので、書いておこうと思う。


◯良いところ

・良い意味で生徒と教師の距離が近い

・生徒をよく理解できる

・授業時間や日程など柔軟に対応できることが多い


◯問題点

・社会性の発達が心配なこと

・学校の掃除など少人数では、他の学校でできている学校維持機能がうまく働かないこともある

・どうしても授業でできることとできないことがある


きっと、問題点の部分はどちらの学校の先生方も手はうたれているのだとおもうが、やはりどうしてもできないこともある。


そこで考えたこと。学校の統廃合問題について。もし、母校が廃校になったら、少し悲しい。生徒の通学距離は長くなるので、そこの負担もあると思う。しかし、もっと大きな視点や、全体像を俯瞰した時に、統廃合をして、中〜大規模の学校で教育を受けることは、生徒にとってプラスの面もあるのではないかと思う。


どっちがいいのか、それはわからないけど、実際に小規模校で勤務して、ほんの一部だろうけど学校が見え始めて、考えることが変わってきた。この1年間、しっかりとみたいと思う。そして、考えたいと思う。