1758 手を動かすとアイデアが浮かんでくる

授業を創る時に裏紙に構想を書き出しています。


具体的には3枚使用します。

1枚目には、授業を行うページの構成要素を書き出し、2枚目には構成要素に対する私自身の疑問や学習活動プラン、教科書の絵や写真をどう使用するかのアイデアを書き出します。3枚目には授業の大まかな流れと板書計画、授業で使用するプリントのレイアウト案を書き出します。


この中で、2枚目を書くことに時間をかけています。全ての構成要素や本文に目を通していき、疑問やアイデアがどんどん出てきます。1周目はペンがよく動きます。しかし、2周目、3周目とやっていくうちに、本当に何も疑問もアイデアも出なくなります。出尽くしたという状況です。


この段階まできたら、違うことをします。そしてしばらくして、同じように構成要素を見ていくと、不思議と疑問やアイデアがまた浮かんできます。さらに、気になったことを調べていくと、またアイデアが浮かんできます。


そんなに大したアイデアではなくでも、何かが浮かんできます。不思議なことですが、ちょっと時間をおいてみるということの効果を感じます。


ただ、これは時間的に余裕がないとできません。日々、授業づくりに追われているような状況ではできません。なので、少しずつでも先の授業を早め早めに着くっていくことが大切だと思います。


昨日、一昨日、今日、明日と勤務校が運動会の振替休日も含めて、4連休です。いつもよりは、余裕を持って準備が進められています。このいいサイクルを回し続けたいと思います。