1611 テンポ

今日の授業は2時間。3時間目と4時間目。


3時間目の授業。1人の生徒がウトウトする。

それでも頑張って起きようとして、またウトウト。


あぁ、つまらん授業してるんだなと思う。なんの刺激もないんだろうなと思う。


結局何もできず3時間目終了。


10分休んで4時間目へ。


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この休み時間中にどうするか考える。考えたところで、準備していた学習活動を変えられるほどの対応力と引き出しはない。


が、ふと「あ、テンポだ!」と思いついた。


自分の一つ一つの指示がゆるかったんだと思った。うまく説明できないが、パンパンパンと出していくのではなく、フワフワフワとした指示の出し方だった。というか、空気の作り方かなと思った。空気を締められていなかったのだと思う。これは、圧をかけたり、きつきつに締めるのではなく、活動と活動の間に無駄なふわふわとした時間を作ってしまっていたことがダメなことだったんだと思った。


例えば、教科書を読んで、板書を始めるまでの無駄な1秒2秒の時間。もちろん、チョークを持って、板書を始める位置まで移動してという数秒はあるかもしれないが、これをなるべく必要な時間だけで行うこと。1秒で終わることを2秒かけないこと。


この1秒2秒で緊張感のある空気が緩んだり、プツンときれるような気がした。


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テンポはスピードとは違う。


パンパンパン、フワフワフワというよな表現があらわすように、テンポを良くするとは、学習活動と学習活動のつなぎ目の時間に無駄な1秒2秒を生み出さないことだと思った。