先日行われた長崎県の公立高校入試問題の社会科の問題を解いてみました。
ーーーーーーーーーー
問題を解きながら思ったこと。
①地理・歴史は少し難しい
②公民は簡単
③資料を使って記述する問題
④大切なことは基礎基本の知識技能
ーーーーーーーーーー
①について。これまでの一問一答タイプの問題が少ない。「これはなんですか?ーAです」こんな問いをされていない。答えることは同じAであっても、問い方が直接的でないと感じることがあった。問いの中に資料が提示されていることが多い印象だった。1回目解いた時は、少し難しいんじゃないのかなと思った。
ーーーーーーーーーー
②について。公民はそこまで難しくないと思った。地理歴史に比べてすらすら解けると思う。
ーーーーーーーーーー
③について。複数の資料をもとに、「なぜ?」に答える問いがあった。資料は全て使う必要はない。「なぜ?」に答えるために、回答に必要な資料を判断して、選び、それを使いながら記述する問題。資料を元に自分の回答をつくる問題だと思った。こういう問題は面白いが、時間的に多くは出題できないんだろうなと思った。
ーーーーーーーーーー
④について。一問一答形式、四肢択一形式、記述式、正誤判断形式、いろいろな問いの形式はあっても、やっぱり基礎基本の知識・技能が大切だと思った。ここがしっかりと確立していて、揺るがない限り、どんな問はれ方をしても対応できると思う。そして、資料の読み取り方や記述の仕方、ここも基礎基本的なやり方が身についていれば、手も足も出ないわけでないと思う。やっぱり大切なのは基礎基本。そう思った。
ーーーーーーーーーー
入試のための授業をしなくても、入試には十分に対応できる。今回、問題を見て、解いて、そんなことを感じた。
自分が勉強していること、自分が思っているこんな授業をしたいなという像をそのまま追い求めていいと思う。
4月から学校で授業をする。2校のうち、1校は3年生の担当で受験のための指導もある。しかし塾とは違い、テストや入試のための授業にならないように注意したい。
入試のその先にしっかりと目を向けていたい。