世界一温かい教室を目指して

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1533 後輩を育てる②

昨日の続きです。今日6⑤〜⑦です。


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基本的な手順は下記の通り。


①教えることは教える。

②やってみせる

③安心して失敗できる環境をつくってやらせる

④③を繰り返す

⑤③の時に、なるべく口をださないが、気になったことは伝える

⑥1人でやらせる。必要があれば質問は受けるし、手を出すが、それは相手側からの要請があったときだけ

⑦1人でできるようになったら、自分の体験や想像の範囲内から「こういう時どうする?」というイレギュラーな場面について考えさせる


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⑤③の時に、なるべく口をださないが、気になったことは伝える


③〜⑥はトレーニングの段階。ただし、自分がどれだけ積極的に関わるかが異なる。少しずつ自分が口を出したり手を出したりする頻度を少なくしていく。


最終的に目指すところは何か。誰かが隣にいなくても自分一人でできる状態にすることである。


⑤の段階ではほとんど口を出さないし、手も出さない。もう、この段階ではある程度一人でできるようになっている。回数をこなしていないので、少々硬さや不器用さ、効率の悪さなどはあるが、一人でできる状態である。


ついつい手や口を出したくなる。そこをぐっと我慢する。口や手を出したら育たない。口や手を出すことが優しいことなのかもしれないが、それでは、「一人でできる状態」には近づかない。


ただ、どうしてもの場合は口や手を出す。しかし、ほとんどの場合は、後輩が仕事を終えた段階で、あそこはこうしたらいいよというアドバイスのような感じである。


この段階になると全てを手取り足取り教えない。その段階は終わっている。関わり方、教え方を段階によって変えなければいけない。


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⑥1人でやらせる。必要があれば質問は受けるし、手を出すが、それは相手側からの要請があったときだけ


基本的に、この段階になると隣にいない。隣にいなくてもある程度できると判断したらどんどん1人でやってもらう。


ただし、自分は自分の仕事をしながらも気にかけておく。横目で困ってないか確認するなど、自分がしている仕事をやりつつ、その子に意識を向けておく。


特に急がない仕事なら、隣にはいないが、近くにいて何かあったらすぐにフォローできる距離を保っておく。


この段階は、体的距離を離していく段階。


すぐに質問や交代ができる隣から、少しずつ距離を離していく。


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⑦1人でできるようになったら、自分の体験や想像の範囲内から「こういう時どうする?」というイレギュラーな場面について考えさせる


①〜⑥まで終わると、基本的に1人で仕事ができると思う。回数をこなしていないことからおこる効率の悪さなどはあると思うが、それは回数をこなしていく中で良くなっていく。


もし、良くなっていかなかったら、その都度アドバイスをすれば良い。


この段階では、私自信が経験したイレギュラーな場面対応を質問形式で考えてもらう。


例えば、飲食のアルバイト場合だったら「ご飯の大盛りはできますか?無料ですか?」「タバコはどこで吸えますか?」などである。どんな質問をされるかわからない。その場その場で回答しなくてはならない。問われて自分がわかっていないことを知る。これが大切だと思う。


塾のアルバイトなら、「今月で辞められますか?」「もうひと教科指導を増やし増やしたいんですが、来週からお願いできますか?」などである。飲食のアルバイトよりもこちらは少し複雑。しかし、対応しないといけないことである。


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整理するとこんな感じなんだなと思いました。普段、後輩に仕事を教えるときは、ここまで細かく自分の教え方を意識して教えているわけではありませんが、自然とこういう手順と考え方で教えていると思います。


文章にしてみると、自分の頭の中とやっていることを整理できました。


昨日と今日で書いたことは、目に見えるところをどう確立していくかです。本当はここから、考え方とか仕事に対する姿勢とかもいろいろ教えてあげればいいのでしょうが、それを私がやると熱くなってしまうので、あまりしないようにしています。


後輩たちが本当に育ってきました。少しずつ少しづつですが、スタッフ一人一人の力が伸びてきていると思います。その伸びがチームとしてのスタッフの総合力を上げていくのだと思います。


その1人である私自身も常に自分をアップデートすることを意識しています。


自分自身が成長しようとしていないのに、人を育てることなんてできませんしね。