8月9日は長崎県全ての公立学校の登校日です。
76年前の今日、原子爆弾が長崎市の上空で炸裂し、7万人の方が一瞬のうちに亡くなりました。
今日の登校日では、平和記念集会が行われました。コロナ禍と暑さの関係で、体育館ではなく、各教室での集会でした。また、11:00前にはテレビで平和記念式典を見始め、11:02からは黙祷を捧げました。
1分間の黙祷で世界が大きく平和になることはないかもしれません。しかし、8月9日の11:02を長崎だけではなく、日本や世界は忘れてはいけないと思います。もし、世界が8月9日の11:02を忘れてしまったら、世界は絶対に平和にならないと思います。そういう意味でも、黙祷を捧げる1分間は、とても大切な1分間だと思います。
田上富久長崎市長の平和宣言文の中にあった「長崎を最後の被爆地に」という言葉。本当にそうなることを願います。