社会科の授業時間の中で小さな道徳の授業を実践しました。
何度か紹介していますが、小さな道徳の授業は、愛知教育大学の鈴木健二先生が提唱している5~15分でできる道徳の授業です。活用した素材を用意し、導入の工夫と思考を刺戟する発問1~3個を加えて教材化し、実践します。
今回は、新型コロナウイルス禍で起こっている感染者・医療従事者・事業者への偏見や差別をなくしたくて創った授業です。
今日の小さな道徳の授業の生徒の感想です。
○医療関係者の方が「ライトアップや言葉に励まされた」と言っていて、人の心は他の人の心にもしっかり届くんだと思った。まだ、差別などがあってるかもしれないので、宣言に書いたようにみんなでコロナと戦うことが大切だと思った。
○ただ感染対策をするのではなく、正しい知識や情報を身につけ、思いやりを持ちながら過ごしていくことが重要になるのかなと感じました。偏見や差別などをせず、やさしさを持って行動できるようにしていきたいです。
実践中、生徒がワークシートに自分の意見や考えを書く姿を見て、また発表の時に追質問などで、ワークシートに書かれていない考えを聞いていって、感想を書くときに真剣にペンを動かしている姿を見て、やっぱり道徳の授業っていいなと思いました。
表情というか、生徒のオーラというか、教室の空気というか、うまく言葉にできませんが、そういう何かが普段とは違って感じました。
授業進度に余裕がありますから、あと一回できたらいいなと思います。