1741 52冊目『宇宙兄弟38』

2020年50冊読破目標の52冊目です。


小山宙哉さんの『宇宙兄弟38』(講談社 2020)読破です。


月に残った六太とフィリップの帰還作戦が続きます。


月が過酷な環境であることや帰還の大変さがよく伝わってきます。言葉通り山あり谷ありです。それも相当高い山、相当深い谷です。


それをアイデアと使える月面マシーンを駆使して何とかしようとする地上サポーターの姿が印象的でした。


また、月面のAIロボットと六太のやり取りの中で、AIロボットがいくら検索しても出てこない言葉があったシーンも印象的でした。地上サポーターの子どもが発した言葉を合言葉的に使用していたのですが、そこまではAIも分からなかったようです。現実世界では動画はわかりませんが、まだまだAIも万能ではないなと感じました。


39巻は2021年の2月17日ごろの発売予定だそうです。楽しみですが、この間にストーリーを忘れないかちょっと心配です。