1736 サークル例会と教採からの学び

一昨日、採用試験が終わった後に参加したサークルの報告です。


最初は私の師匠が校内研修をされての報告をされました。道徳科の教科書についてのところが1番面白かったと思います。私が実感していることもあり、とても納得できました。評価について、文例の組み合わせパターンの提案がありましたが、これはものすごくいいものだと思いました。元ネタは熊本の桃崎さんのものだと言われていましたが、さすがです。また、ちゃんと授業をすれば、ちゃんと評価文は書けるということにもなりました納得しました。評価は実践なくしてできません。評価を充実させるためには、実践の充実が必要だと思いました。実践を飛ばして、評価をすることはできません。そう考えると、授業の1回1回を充実させることが、評価の充実につながるという言葉には納得できるのです。


私は、サークルのある日の午前中に終わった採用試験の報告をしました。


教採の勉強からの大きな学びは2つです。

①「〇〇とは?」を考えること

②学習指導要領とその解説を読み込むこと


「面接で聞かれたら、、、。」答えられないなと思ったのが、この2つの学び方の出発点です。例えば、「確かな学力とは何ですか?」と聞かれたの時に、たしかに3つの柱で公的な文章は示していますが、自分の言葉では答えられないなと感じたのです。だからこそ、「〇〇とは?」と自分で問いを立てて調べて言って、自分の答えを自分の言葉でまとめようとしたのです。問いを立てたら、それに答えなければなりません。その過程の中で、公的な資料や文章、データにあたっていったのです。


学習指導要領は、やはり読み込まなければいけないと思いました。それを具現化するのが現場教員ですから。実際に読み始めると、言葉や表現が難しく、何度も読み直したり、国語辞書をひきました。一文の構造が複雑で、目標の部分を読むだけでもなかなか苦労しました。


しかし、この2つの学び方は、今後の自分に良い影響を与えると思います。


それに、公的な文章や資料、データに基づいていない授業実践や提案は、自分勝手なものですから、それではいけないと思います。


公教育を担う教員として、その大元の文部科学省などが出しているものは、しっかりと読むべきだと思いました。学習指導要領はとその解説は、その最低限のことだと思います。


この2つのことは今後も大切にしていきたいと思います。