2392 観る目と感性とフォロー

生徒の日記を読んでいると、ある生徒が、次のようなことを書いてきた。

 

帰りの会で先生が話してくださったことが心に残った。当たり前にやっていることでも、みんなを見て、それを褒めてくれるから、すごく嬉しいなと思った。」

 

昨日の帰りの会で給食に対するフォローをした。当番の生徒が出発した後すぐに、当番じゃない生徒が全員列をつくって待っていたことを褒めた。この行為に感動したので、次のように伝えた。

 

「当番が行ったばかりなのに、当番以外の人が全員並んでいた。君たちは何気なく、当たり前にやっていることかもしれないけど、すごいと思った。感動した。」

 

自分の中では、当たり前のことを当たり前にできることは、すごいことだと思う。だから、当たり前のことを当たり前にできたら褒めてあげる。それがこの日記を書いてきた生徒だけではなく、他の生徒にとっても嬉しいらしい。

 

同じものや出来事を見ていても、他の人が気づかないことに気づきたいと思う。他の人がスルーしてしまうことに立ち止まれる人でありたいと思う。そのためには、良さを感じとる感性、観る視点をたくさん持っておくこと、良さを伝えるフォローの技術が必要だと思う。だから、この一つずつに磨きをかけたい。

 

ちなみに、今日は8分30秒で35名分の給食の準備を達成した。過去最速。

 

 

家に帰って軽く料理をした。平日の部活がある日は、基本切ったら煮込んだらなど時間がかかることはやらないが、今日はやった。それだけ余裕ができたってこと。しないといけないことは多いが、先週と比べて余裕ができた。

 

でも、仕事でもプライベートでも、余裕ができるとだらけてしまう。使える時間が限られている方が、仕事効率が上がったり、工夫して時間内全てを終わらせたらできる。そういうことを感じる。