1321 新人教育で意識していること

アルバイト先の新人教育の話です。


これまでも何人かの指導をしてきました。

その度に、考えることや意識することがいろいろと変わっています。これは、自分が初めて仕事を教えてもらうときにも意識しないといけないなと思うことなので、自分のためにもなっている点がいいことだなと思っています。


今、指導している子に対して意識していることは3つです。


①その日のゴールを示す

今日の業務を終えたときに何ができるようになって欲しいかを最初に示します。例えば、2人までのお客さんのオーダーをハンディに入力しながらとる(ちなみにその前段階は、メモして、それを後からハンディに打ち込む)などです。そうすることで、今日何を意識して頑張ればいいのかを新人の子がわかりやすくなると思います。業務が終わったときに、できたかできなかったかを評価することもできます。できていたら、褒めるといいと思いますし、できていなかったら、どうすればできるようになるのかを明確にアドバイスすることができると思います。ちなみに、他のこともいろいろ教えたくなりますが、そこはあえて我慢して、ゴールに集中させます。そうでないと、初めて教わる側は一気にいろいろ詰め込まれてパンクすると思いますし、ゴールを見失って、結局何もできるようにならなかったとなるかもしれませんので。


②数で示す

出勤してから業務を開始するまでにやって欲しいことは4つです。などとやることを端的に◯個ますことで、覚えやすくなると思います。1つ目はタイムカードを押す、2つ目は出勤簿を書く、3つ目は連絡帳を読む、4つ目は手を洗うなど、やる順番に示してあげるとより動きやすいと思っています。そして、出勤してからやることを4つ言ってごらんというふうに確認もしやすいです。この確認を繰り返すと、やらないといけないことや動きがその子の中に定着すると思います。


③キーワードで示す

②に関わることですが、やらないといけないことを端的にキーワード化して提示してあげると、より覚えやすくなると思います。合言葉としても確認しやすいですし。


実際の指導中は、中村健一先生の言われているフォローを取り入れています。これは、様々なことに有効に働く方法だと思います。


他にも細かいところはいろいろありますが、とりあえず、大きく意識していることはこの3つです。目指すところは、たらの手助けもなく、業務をその子だけの力でできるようになることなので、まずはそこを目指さないといけないと思います。それができてから、チームプレーのなかに入ってきて、チームを動かす一員となるのだと思います。それまでは、チームに動かしてもらう側です。


新人教育は本当に自分の勉強にもなります。


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教員採用試験まで残り15日です。