これまでAIを使う機会は、主にパソコンの動作や気になったことの調べ事などが主でした。周りの人たちは、資料の作成などをAIを使って行っている人が多く、すごいなと思っていました。これまでに参加したセミナーでは、教材をAIでつくっている方もおられ、AIの発達とそれを使いこなす技術の獲得によってこれまでにできなかったことができるようになったと実感しています。
今日は、朝から学級通信を作成しました。内容は体育大会の振り返りです。ただ、私の主観で振り返るのではなく、生徒がこの体育大会をどう捉えたのかをもとにした通信にしたいと考えました。そこで活用したのが体育大会終了時に実施したアンケートです。ただ、これは25項目あり、全ての回答結果を紙面に掲載することはできません。また、これをレポート化するとなるとそれなりの時間と労力がかかります。そこでAIを使用することを思いつきました。アンケート結果をExcelシートに表示し、それをAIに分析・整理するように指示を出すと、5分くらいで第1案ができました。これの中の気になったところを具体的にこう変えてほしいという指示を出すと、その通りにブラッシュアップされ、20分程度で理想のレポートが完成しました。使ってみて、簡単で便利でした。結局、学級通信へはこのレポートのQRコードを作成し、それを添付しました。長いレポートなので、全家庭が最初から最後まで読んでくださるとは期待していませんが、一部でも見ていただき、生徒が今回の体育大会をどう捉えたのか、何を感じたのかを知ってほしいと思ったのです。
さて、今回AIを用いてアンケートの回答をレポート化し、便利さを感じました。AIには、このレポートの分析も依頼できます。もちろん、依頼してみていいと思いますが、このレポートの分析は、自分でやらないといけないと思います。そこをAIに頼ると、このアンケートを実施した意味がなくなります。一人ひとりがどう感じたのかは、分析結果が示す全体の傾向の中には表れません。全体の結果とともにこの生徒はどう捉えたのかという個人も結果を見ることが大切です。AIの使用者は、どこまでAIに頼るのか、何をAIに任せるのか、この判断を適切に行うべきです。この判断力は、ある意味ブレーキでもあると思います。