1028 魅力ある教師であるためにセミナーに参加して①

福岡で開催されたセミナー『魅力ある教師であるために〜多賀一郎先生×中村健一先生』に参加してきました。


初めての多賀先生講座、中村先生との再会、『笑う!教師の1日』『もっと笑う!教師の1日』執筆メンバーとの再会など、とても楽しみがあるセミナーでした。


中村健一先生の講座では、まず、ネタが学べるのですが、ネタについては、本では伝わってこない、流し方、演出、フォロー、褒め方の細かいところを見れたのがよかったです。この点は、毎回思います。やはり、授業でもそうですが紙面からだけではわからないところがありますから、実際に見てみないといけないと思っています。実際にこのようなことを見て、学べるのです。ベテランの先生方はまだしも、私のような若手には、本を読んだだけでは、ネタの細部がわからないと思います。


ちょっとしたことで、おんなじネタをやってもクラスの盛り上がりは違うと思うのです。この細部についての解説が中村先生から入ったりすると、「なるほどなー」と思えるのです。


多賀先生の講座は初めて受けました。思わず話に引き込まれてしまい、あっという間に時間が流れていった印象です。一つ一つが深く、じわじわ染み込んでくるような印象を持ちました。


「子どもの受け止め方」の話は、小学生の話で進んでいきましたが、なるほどと思えました。私が実際に体験したのですが、中学校へ実習・研修に行っていた3年間、「中学生って、こんなに幼かったっけ?」と思ったことがあります。私と今の中学3年生の子たちは、9歳しか変わりません。しかし、「9年の間に子どもたちはこんなに変わるのか」と思いました。まぁ、実際に中学生だった頃に、中学生として見た中学生と、今、ら大人の目で見た中学生は違うのでしょうけど、それでも驚いた印象を覚えています。


しかし、自分たちの頃の中学生と違うからこそ、今の中学生について、しっかりと学び、その受け止め方を学ばないといけないんだなと思いました。保護者に関してもそうです。私が中学生の頃は、モンスターペアレントという言葉は聞きませんでした。聞くようになったのは、つい最近だと思います。しかし、だからこそ、こちらもしっかり学ばないといけないのだと思いました。


明日、続きと飲み会で他の先生方とお話をする中で考えたことを書きたいと思います。というわけで、明日へ続きます。