1029 魅力ある教師であるためにセミナーに参加して②

昨日の続きです。


中村健一先生の講座の良いところは、普通の教師目線でお話があることです。面白さについては、普通の人が、「面白いことを無理にする必要はない。漫才でいう、フリとフォローをしっかりやればそれでいい」と、言われます。このお話を初めて聞いたときに、救われました。子どもたちは面白い先生が好きですが、私はそこまで面白いことをできる人間ではありません。それでも、子どもたちが面白さを感じる時を作り出すことができるんだと思い、その後は特にフォローをとても意識しています。面白いことができる人はそれでいいんです。でも、私みたいな人はできない人間のための方法があることを知れてよかったと思っています。


多賀一郎先生の最後の講座の中で「人は信頼関係の中で聴く」というお話がありました。Y先生が言われる「何を語るかではなく、誰が語るかなのだ」というお話と同じように思いました。生徒に話を聴かせられる教師であるためには、普段が大切なのだと思います。その普段で意識しておくことの一つがヒドゥンカリキュラムなのだと思いました。


飲み会で、佐賀県のN先生が、「他の人がどんなことをノートに書いたのか気になる」ということを話されました。私も、いつも全く同じことを考えています。同じ講座を受けても、考えたことや感じたこと、思ったことは、参加者それぞれ違うと思います。その違いを知りたいと思うのです。また、シェアできると、学びが深まると思うのです。


また、佐賀県のO先生と、再会できて、とても元気をもらえました。その場にいるだけで、雰囲気や空気を変えてしまう力を持たれている方だと思います。


いつもセミナーで一緒に声をかけてくださるU先生やK先生、熊本からおいでになられていたお若い先生方とお話できたのもとても有意義でした。特に、同じ年の方が参加され、懇親会にまで参加されていたことは、とても刺激になります。


ベテランの先生方のお話を聞くのもとても勉強になりますが、こうやって年が同じ人、近い人が参加されているのは、私にとって、とても良い刺激になります。


また、この方々にもお会いできたらと思います。


最後に、9月15日に、また福岡でセミナーがあります。今度は、ネタに特化したセミナーです。中村健一先生と土作彰先生の2人会です。私も参加します。土作彰先生と初めてお会いするのがとても楽しみです。


お申し込みはこちらから↓

https://www.kokuchpro.com/event/949b0448869268a9ecb54ff3c8089ab1/