教員採用試験の二次試験の面接で、「学力をどうやって上げるか?」というような質問をされた。(どう聞かれたか正確には覚えていないが、こんな感じだったと思う)
その時、なんと答えたかは定かではないが、繰り返し指導をするみたいなことを言ったと思う。
これが、その時、緊張していた自分の精一杯の答えだった。
他の質問もそうだけど、ずっと頭に残っていて、どう答えたらよかったのかな…。と、考える時がある。
「学力をどうやって上げるか?」という質問に、今の自分なら、「生徒に勉強しようって思う気持ちを持たせる」とか、「わかりたいとか、この問題を解けるようになりたいという気持ちにさせる」と答えると思う。
つまり、学力を上げるポイントは生徒の気持ちだと思うようになったわけである。
この気持ちを持たせられるかだとか、気持ちを継続させられるかってところに、学力向上の鍵があるような気がしている。
ただ、具体的に何をするのか?という、具体策はまだ浮かばないから、そこを考えないと、二次試験では通用しないんだと思う。
気持ちってのはなかなか難しい。何かの拍子に、「よし、やろう!」と思う時があるのと同じように、何かの拍子に「今日はいっか!」って思ってしまう時がある。そこらへんを、うまくコントロールできるようになるといいのだが、自分でも苦労している。
もちろん、学力向上には、他にもいろんな指導法とか考え方があるんだと思うが、まずはやっぱり気持ちなんじゃないのかなと思っている。