知り合いの中学生に、友達がいないと相談された。友達がいないというよりも、ぼっちになるということであった。だから、高校進学も辞めようかなというほどである。
こういうことを相談されると、友達ってどんな人のことかな?と考えてしまう。
そもそも友達って、意識してつくるものなのかな?と思ったりする。一緒の時間を過ごしているうちに友達になっていくという方が、なんとなく自然な感じがする。
その一緒に過ごした時間の中に、二人だけとか、何人かだけが共有しているエピソードがあって、そういうエピソードが増えていくと自然と友達になるような気がしている。
だから、クラス何十人とかが一気に友達になるとは思っていないし、全員が友達なことってあり得るのかな?とか考えたりもする。
エピソードとまでいかなくても、ある話題で盛り上がり、あることで一緒に笑い、一緒にバカなことや悪さをしたりするなかで、自然と友達になっていくような気がする。
だから、誠実さとか、ダメなことをダメと言えるのが友達ってのも納得できるんだけど、それに加えて、同じことを同じ温度で楽しめるみたいなことも友達であるために必要なことではないのかなと思ったりする。
でも、やっぱり、今の時点では、友達の定義とかできないから、フィーリングとかこの人は友達だなって思う人が友達なんだと思う。
何が友情かとか、どんな人が友達かとか考えると、なかなか難しくて、自分にはまだ答えられないというのが結論かな。