180 新しい教科書

中学校では今年入学した1年生から教科書が変わりました。

昨日の研修の際に新しい教科書を受け取りました。左側が旧教科書、右側が新教科書です。歴史や地理についても同じサイズです。

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新教科書の方がサイズが少し大きくなっています。中を見ると、新しい写真が取り入れられていたり、旧教科書よりも大きな写真が載っていたり、タイトル名が少し変わっていたりと見比べたり読み比べてみると様々な変化が読み取れます。

 

さて、教科書自体のサイズが大きくなっています。このため、文字の大きさや写真・グラフが大きくなっています。最近では授業のユニバーサルデザイン化を行おうとする取り組みが盛んですから、この教科書の変化もそれに対応したものかなと考えます。大きな文字や写真は見やすく、生徒にとってもいいことだと思いますが、学習机の上に置くには以前の教科書と比べて、少し不便だなと感じます。教科書とノート以外にも様々な資料やプリントを用意して授業をされる先生方はどうお感じなのでしょうか。と言うよりも、いちいち机の上で学習教材を入れ替えたりしていると、生徒が授業に集中できなくなるのではないでしょうか。こういうところも少し考える必要がありそうです。

 

教科書が大きくなったため、資料や写真の数が全体的に増えたなといイメージも持ちました。これは、アクティブラーニングをしやすくするための布石でしょうか。それ社とも会科の目標の1つの多面的・多角的な視点を持つためのものでしょうか。

 

様々なことを考えます。しかし、まだ教科書全部をしっかりと研究したわけではありませんのでどうなのかはわかりませんが、1か月後の教育実習に向けてしっかりと読みこんでいきたいと思います。