750 課題

昨日の授業会を終えて見えた課題が以下のものである。詳しく書いていこうと思う。


①板書量が多い。

②なんでもかんでも発問しようとしていた。

③教科書の図や写真を活かしきれていなかった。

④教科書の図や写真と自分困っている知識を結びつけられなかった。

⑤本当に書かないといけないことと、口の説明で終わっていいところをもっと分けて考えるべきだった。(①に関連する)


①と⑤について。
板書量が多くなる理由を考えたら、以下のようなことが思い浮かんだ。

・ノートに書かないといけないものと、口頭で説明すればいいものを分けきれていなかったから。
・短く、一言でズバッと説明できないものがあったから。だから、板書した時に説明文がダラダラと長くなる。 

大きく分けてこの二つだと思う。なんでノートを取るのか、板書はなんのためにするのか。このような根本をもう少し考えようと思う。すると、板書が変わると思った。ただ単に量を減らせばいいということではないということ。でも、昨日の板書量は多かったから減らさないといけないなとは思う。

②について。
発問せずとも、生徒とのやりとりの中で出てきそうなことまで発問して考えさせて、書かせようとしていた。しかも、発問が3つあった。一番考えさせたいことは定まっていたが、ついつい問いたくなってしまう。ついつい問いたくなるのは、授業中まもで、すぐに「なんでだと思う?」と突発的に発問してしまうことがあった。問いばっかりだったら、サラッと流すところと、深く考えさせないといけないところのメリハリが生まれないと思った。そして、思考が苦手な子や社会科が嫌いな子なら、飽きてしまうと思った。

③と④について。
これは、主にAさんの授業を観ながら思ったこと。教科書の中のグラフを、私よりも上手く授業に使っていたと思った。例えば、ザンビアボツワナ、ナイジェリアの輸出品と輸入品の割合を表したグラフ(写真参照)を使って、垂直貿易になっていると教えたところは完敗だなと思った。Aさんが、垂直貿易という言葉を教えていたことは別として、「こういう貿易の仕組みになっているんだよ」と、グラフを図に書き換えて板書していたところがとても見事だと思った。

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自分は、同じグラフの輸出のところにしか目がいかず、「特定の輸出品の割合が高い」という気づきを出させることしか考えていなかった。輸入品のグラフには目がいかず、授業にも取り入れようとしなかった。
Aさんの授業を観て、「あ!」と思わされた。

他にも自分に対する課題はあると思うが、とりあえずはこの5つかなと思う。

次回、これらの課題を頭に置きながら頑張りたいと思う。