1607 2校目初日

非常勤の勤務校2校目の初日の出勤日だった。


帰りの船が出なくなるかもしれないとのことで、時間割を組み替えていただいた。


島の学校で、船着場まではバス通勤。そこから船に乗り換えて20分くらいで島に到着。学校の先生が迎えに来てくださっていた。学校に着いた時間が授業開始時間。


校舎に急いで入って、すれ違う先生方に名前と「今日からお世話になります」と一言だけ挨拶を交わして、ドタバタしながら教室へ。


2時間の授業を終えて、書類を記入し、コーヒーを一杯いただき、またこの学校の先生の車で船着場へ。


島の滞在時間は2時間ほど。


帰りの船が揺れる。揺れるというか、波に飛び込んでいって大きく上下する感じ。横波も来て、時々「ズゴンッ!」という衝撃音。大丈夫かな…。と思いながらも無事到着。


1年間、通勤が大変だなと感じた。


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学校の様子。


職員室は雰囲気がいい。本当に短時間しか滞在していないけど、先生たちが仲良さそうで、空気が温かいと感じた。自分のことも温かく迎えてくれた。


生徒は社会科が好きなようで、いろんなことを知っている。1人だけど一生懸命考えてくれて、話もしっかり聞いてくれる。


次回からもこの学校に行くのが楽しみになった。通勤は大変だけど。


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反省点は板書量かな。絞ったつもりだけどやっぱり多いのかなと思う。生徒が1人だから書けたか確認しながら進めるが、これが何十人となるともう少し書くことを選ばないといけないと思う。


教科書を使っての授業はできたと思う。図や資料など全部を使えたわけではないけど、意識的に使えた。むしろ、教科書以外を授業の中に持ち込まなかったからこそ、自分なりに考えて工夫ができたと思う。教科書の全てに意味がある。もちろんそれを全て正確に捉えて理解できているわけではないけど、これから捉える力とか理解する力が増えていったらいいのかなと思う。


授業をやっていて、遊びの部分の必要性を感じる。今日の授業範囲の中の大航海時代。漫画「ワンピース」に出てくるキャラクターの名前が登場したので、ワンピースの話をしながら授業を進めた。あまり関係ない話もしながらだけど、生徒が話す時間を増やせたのはいいことかなと思う。ちょっとだけこういう授業とはあまり関係ない話をする時間があってもいいのかなと思う。気を抜けるというか、真面目授業の中にある少しの緩みみたいな感じ。ワンピースの話は何気にした話だけど、生徒の反応を見て、「あぁ、こういう時間って必要なのかもな」と感じた。


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とりあえず2つの勤務校とも初日が終わった。


この先、反省から工夫を生み出すためにいろいろ考えていこうと思う。