1800 53冊目『食べることは生きること』

2020年50冊読破目標の53冊目です。


近藤文夫さんの『食べることは生きること 世界一の天ぷらをあげる』(幻冬社 2014)読破です。


YouTubeで料理人の動画を見ていたときに、関連する動画が出てきて、その中の1つに近藤さんの動画がありました。たまたま見たその動画の中で近藤さんが語っていたことなどが面白いなと思い、複数の動画を視聴したことがこの本を読もうと思ったきっかけです。


近藤さんは、代名詞でもある厚さ10cmのさつまいもの天ぷらをはじめとする野菜の天ぷらを天ぷら専門店の天種として確立された方です。そして、これが確立されたのつい最近であることに驚きました。私の中では、野菜の天ぷらは身近で当たり前のものでした。


1番印象に残ったのは、近藤さんがどうな思いで天ぷらをあげているのかを語っている次の部分です。


(引用開始)


「お客様を震撼させるような天ぷらをつくり出す。これが私の最終的な目標です。」


(引用終了)


プロとして高い志と高い行動レベルをもちながらも、それを決してお客様や後進に押しつけず、謙虚に天ぷらと向かい続ける近藤さんの魅力がよく伝わる一冊でした。

1799 ポジティブに考えること

アルバイト先で仕事を終えて、後輩と従食を食べながら話をしていました。


私にとってはその日の勤務は中々大変でしたが、後輩は、そこまで大変じゃなかったと言います。驚いて、「え、そうなの?」と返すと、「なんでもポジティブに考えようと思っています。だから、大変だったけど、大変とかきついとは言わないようにしています。口に出すと、気持ちがマイナスの方向に行ってしまいますし!」と言っていました。


私も基本的に同じような人間です。ほとんどのことをポジティブに考えていますが、最近は本当に時間がなくてやらないといけないことに追われている日々が続いてるせいか、ポジティブティブ思考でいられない日が続いています。


ストレスが知らず知らずのうちに溜まってきているのか、自分自身が少し冷たいなと感じる時もあります。


そういうときだっので、この後輩の言葉を聞いて、少し深呼吸して、自分が大切にしていることをちゃんと思い出そうと思いました。


大変な日でも辛いことがあった日でも、自分の考え方次第で、毎日はかけがえのない素晴らしい1日になります。


この考え方を持つようになって、日日是好日という言葉を知りました。大切にしたいと思っている言葉の1つです。


忘れていたことを思い出させてくれた後輩に感謝です。


1798 考え方と具体例

アルバイト先で新人の子やもう新人ではないけど、まだまだ歴が浅い子を教えるときに、仕事や業務の進め方の考え方と具体的な行動の取り方を教えるようにしています。


どちらかだけではいけないと思っています。考え方だけを教えると、実際の行動に結びつかないと思っています。よく考えればわかるだろうという先輩や上司を見かけますが、どう考えたらいいのか、何を考えたらいいのかが新人の子や歴が浅い子はわからないはずです。それは、全体像が見えていないからだと思います。そして、考え方だけでは、その子はできるようになりません。具体的にどうやるか、何をやるのかを教えて、それを繰り返しやっていくうちに、自分にとってやりやすい方法が見つかると思います。そこにつなげなければいけないと思います。


逆に、具体的な行動だけを教えるのもいけないと思います。仕事や業務は先を考えて行わなければいけません。目の前のことばかりをやっていると、次に何をするかの行動の出だしが遅くなります。なぜその仕事をするのか、どうしてこういう行動をとるのかを教えると、行動に優先順位をつけられたり、次に何をしたらいいのかを自分で判断できるようになります。仕事中はこの判断の連続です。


なかなか難しいですが、私も教えながら工夫を考えたり、どうやったらその子が判断と行動ができるようになるのかを考えながらやっています。そうすることで、私自身が教える立場としても成長できますし、どこか他の世界に入っていくときに、新人としても成長できると思っています。


人を教えて、育てるのは難しいことですが、面白さや楽しさもあります。

1797 お金よりも時間という考え方

アルバイト先の後輩との話の中で、その子が「お金よりも時間が大切だと思う」という話をしていました。


私も似たような考え方を持っています。ただ、お金がなくてもいいというわけではありません。生活をしていくために必要なお金、自由に使えるお金、少し貯金に回すお金は必要だと思います。


お金を稼ぐためには、基本的には自分の時間を使和なければいけません。株式取引や不動産の所有などからの収入などの例外もあります。


例外はありますが、自分の時間を使ってお金を稼ぐということをしている人が基本的には大多数であると思います。


体力的に無理をしてまで、また、何をするわけでもない無駄に過ごす時間を全て使ってまでお金を稼ぐ必要があるのかなと思うようになりました。


これまで、空いている時間が有ればバイトをするという働き方をしていました。シフトが入ってないときに自分がやりたいこと、やらなければいけないことをするという生活スタイルでした。


しかし、何もしない無駄な時間が生み出すものもあります。心身のリフレッシュやふと何かをしたいなと思ったときに、それをできることです。


そういう時間を持っていることの大切さを感じます。時間もお金もそれぞれバランスよく持っているのが理想です。ただ、中々そうはいかないのですが。

1796 強制される時間のありがたさ

学校に通っていた頃の大学生、高校生、中学生、小学生の頃は1日の時間割が決まっていて、決められた時間に決められた教科の学習をすることになっていました。


ある意味、強制的にその勉強をさせられている状態です。


今となっては、この強制される時間のありがたさを感じます。


時間の使い方が自分で決められる分、やらないといけないことを自分でいつやるのかを決めてやっていかなければいけません。


学校の授業時間は、強制される時間です。例えば月曜日の1時間目は数学の授業と決まっていれば、その時間は数学の勉強をすることになります。言い方を変えれば、数学の勉強をする時間が確保されているということです。


この時間は、内職でもしない限り、数学の勉強をすることになります。


当時は、〇〇の宿題が終わってないから、この時間が自習になればいいのに!と思っていたこともありました。


しかし、大人になって、時間の使い方が自由になった分、やらないといけないことばかりをやっていて、やりたい勉強がどんどん後回しになってしまっています。


TOEICの勉強をやる時間」「授業づくりについて学ぶ時間」といように強制されれば、やらないといけないことも、やりたい勉強も進むのでしょうが。



1795 休みだったが

3日前の土曜日から今日祝日の火曜日まで、比較的時間がありました。昨日は本当は島の学校の勤務でしたが、行事振替休日で休み、今日も祝日なのでもう一つの学校が休みです。さらに、金曜日は、また島の学校での勤務が休みなので、今週の授業は明日の2時間だけです。


普段より少し力を入れて授業を創ろうと思っていました。しかし、結局ダラダラしてしまいました。いつもよりは教科書研究や、教科書の中にあることを調べるなどしました。だから、明日の授業自体は悪くないと思います。


しかし、もし、ダラダラせずにもっと頑張っていれば、さらに先の授業を創れたり、道徳の授業創りや、読書などもできました。


先の仕事や自分への投資をすることよりも、休むことを優先してしまいました。


時間があってもやる気がない(というか、起きなかったのですが)とダメだなと思います。やる気は自分で起こすものと言われそうですが、私の中ではそう簡単ではありません。何かから刺激を受けたり、体調が万全だったりすると自然と起きるのですが、大人になった今も気持ちのコントロールは難しいなと思います。


それでもやらないとかないことはありますから、やるのですがね。


明日からまた少し余裕があるので、そこでなんとか先の仕事を少しでも進めたいと思います。


やる気がある状態と時間の余裕がマッチングしたときに、仕事は、ある程度のクオリティを保証しつつ進むのだな大切だと思いました。


やる気があるときに意図的に時間を作ったり、時間があるときに自らのやる気を起こしたりするなど、意図的に時間かやる気を操作できれば良いのですが、これもなかなか難しいことです。


そういうわけで、今の私にとっては、両者がマッチングするタイミングは、自然と訪れる、操作できないものです。

1794 想像力

昨日、年下のある人からLINEが来ました。

私が所属しているどこかの職場の子です。


仕事上の付き合いしかない人ですが、送られてきたLINEを読んで、ちょっとカチンときました。


まぁ、しかし送ってきている内容は特に間違っていることを言ってはしないので、その気持ちを抑えて、返信をしました。


そんなこんなでLINEのやりとりが3往復した後に、相手から送られてきたLINEを読んで、怒りが生じました。


LINEの内容はおかしなことを言っていたわけだはありませんが、表現の仕方に問題があったと思います。同じことを言うにしても、言い方があると思います。そこに対しての怒りが1つありました。


そして、私が数週間前に仕事メンバー全員に送ったLINEを読んでいなかったという内容のメールを送ってきたことに対する怒りが1つありました。


なんでこんなLINEを平気で送って来れるのかな?という疑問がわきました。


私の頭の中でまとまった答えは【想像力】でした。想像できる範囲の狭さです。


別の人に向けて、誰かが発する言葉や書き表す文字は、その人の想像力が及ぶ範囲を示していると思います。


その想像力は相手のことを想像できるだけではなく、関わる世界の広さと深さをどれほど想像できているかも表すと思いました。


このLINEを送ってきた人に直接いろいろ言いたかったですが、この人と付き合うのも残り1ヶ月程度となりそうですから、もういいやと思ってしまいしまた。


久しぶりに本気で怒りを覚えた出来事でした。


クールダウンして、また明日からがんばりたいと思います。