2020年になって初の塾のアルバイト出勤でした。
今日は模試監督で指導はなかったのですが、普段指導を担当している子たちが話しかけてくれました。
お年玉をもらったとか、どこに行ったとか、何を食べたとか、本当にいろんなことを話してくれました。
その中のある1人の生徒が年下の従兄弟に勉強を教えてあげたそうです。その話を聞いている時、この子が「教えるのって大変なの」ということを言いました。
そうなんですよ。教えるのってものすごく大変なんです。何も知らない子、つまり頭の中に今から学習することが何も入ってない状態の子に教えることを私たちはしているわけです。
こうやったらわかりやすいかなと思って考えた例えや説明でも、実際にそれを使ってみると教えている子はポカンとしてしまうこともあります。
明らかにわかってないなという反応を出している子もいます。
教える側の自分は分かっていても、同じ分かるという感覚を相手に持たせたり、わかった状態にさせることが難しいのです。
しかし、難しいからこそいろんなアイデアを考え出したり、工夫を考えたりすることが楽しいのです。
私はそう思います。