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1456 A中学校での研究発表

学生時代に学習支援ボランティアでお世話になっていたA中学校で市の委託研究の発表があったので参加してきました。


諸事情あって午前中の授業参観だけの参加になりましたが、いろいろ感じました。


参観したのは1年生の道徳と1年生の社会科です。


◯1年生の道徳について


授業の流れは以下のような感じです。

①CDによる教科書の朗読

②テーマ(めあて)の提示

③登場人物の中学生が自分も死と無縁だと思った理由を考える。

④「いのち」という言葉からイメージできる言葉をたくさん書き、班で交流してホワイトボードに記入後、黒板に貼る。(それだけ。それを基にした活動や教師の問いかけはない)

⑤将来生まれる自分の子どもの名前を考える(資料として、子どもの名前ランキングが配られていた)


感想を一言で言うと、面白くないなと思いました。授業全体は事務的というか、業務的というか、指導案どうりに淡々と進んでいったイメージです。


①に対して

CDの朗読は冷たいなと感じました。下手でもいいから、教師が読む方がいい気がしました。


④に対して

命からイメージできるキーワードだけを交流すれば、何か深まりがあるのでしょうか?もし、自分だったら、「なんで?」とか、「ちょっと詳しく知りたい」と思ったキーワードを一つ選ばせるとかそういう活動をこのグループワークの中に仕組みます。ただ、これは日頃からグループワークの「やり方」を指導していないと、できないことだと思います。もし、これをしていないクラスでグループワークをやっても、おしゃべりタイムに陥る可能性があります


⑤に対して

一緒に参観していた大学生の後輩にも言いましたが、授業の中の数分で子どもの名前は決められるのでしょうか。子どもの名前を考えるとき、親は何日も何時間もかけて、名前に関するいろんな本を読んだり、ネットサイトでいろんなことを調べたりします。私の名前は、苗字・名前の書き数まで意識したということを聞きました。この話を親から聞くまでは全く意識の中になかったことです。それくらい、名前を決めるというのは大切なことで、簡単なことではないと思っています。また、名前ランキングの資料は何のために配られたのでしょうか。もし、この資料が参考程度にというならば、あまりにも考えが軽いなと思いました。正直、ランキングなんて名前をつけた結果であって、その過程で意識することはありません。ランク外の名前でも一つ一つに思いが込められていると思いますし、1位の名前、同じ漢字を使う名前の1つ1つにはそれぞれの親が込めた違う思いがあるはずです。そういう意味で、参考程度にという感覚で提示した資料ならば、さらにこの活動を軽くしていると感じました。


結論ですが、感性の大切さというのを感じました。


この授業で使われていた資料で代案を考えようと思います。


最後に、この学校で学習支援ボランティアをしていた時代の先生方に会えてよかったです。ほとんどの先生は別の中学校にバラバラに異動になられていますが、それでもお会いできて、お話できてよかったです。懐かしさもありました。