729 九道研ー公開授業を参加してー

昨日参加した九州地区道徳教育研究大会についてまとめていこうと思う。


公開授業は、中学2年生の『愛すべきうそ(自作)』を参観した。


生徒が資料から目を離さなかったこと、発問に対する自分の答えをしっかりかけていたことが印象的だった。周りには参観者の先生方が何列にもなって教室の内外から参観していたが、その中でも、授業に集中していることがすごいと思った。


授業後の授業研究会では、授業をされた先生の次のような言葉が頭に残った。正確ではないが、概ね内容はあっていると思う。


(始まり)

私は、道徳はこれまで嫌々やってきていた。毎週、どう乗り過ごそうかと考えていた。本当はやりたくないとも思っていた。だけど、周りの先生が支援してくださったり、自分自身もやっていく中で、少しずつ楽しいとか面白いとか思えるようになった。

(終わり)


こう思って、九道研を終えられるなんて、いいなぁと思う。自分は、中学生の頃、道徳の時間が嫌だった。資料は何を使っていたか覚えていないけど、自分が書いたこと、考えたことを発表しないといけないのが嫌だった。だから、嫌いだったった。でも、Y先生と出会って、道徳についての見方とか感じ方が変わって、同じかはわからないけど、自分も楽しいとか面白いとか思えるようになった。


お若い先生だったけれど、いつか自分も同じように公開授業をできるだけの実力をつけたいなと改めて思った。


授業研究会の中では、参観された先生方から様々な質問が出た。


その中に、エンカウンターとかオープンエンドとか横文字が出てきた。どれも知ってはいるんだけど、道徳とこれらが一緒になって出てくると、まだうまく繋がらない。ここら辺は、勉強していないからというだけだけど、今はまだいいかなって思う。まだまだこういう手法よりも基本的なところを固めていかないといけないような気がしている。


参観者からの質問や、それに対する授業者の先生の回答から学ぶこともたくさんあった。


授業研究会が始まる前、この授業を一緒に参観した、福岡県のT先生とも意見交換をさせていただいた。こういう少人数での意見交換からも学べることは多い。意外と何十人でする研究会よりも、こういう少人数での研究会も良かったりするような気がした。


参加して良かったなと思う。自分もまたがんばろあという気持ちにもなれた。