2018年50冊読破目標の40冊目です。
ゲイバー・タリーさん、ジュリー・シュピーグラーさんの共著『子どもが体験するべき50の危険なこと』(オライリージャパン 2011)読破です。
確かにちょっと危険だなと思うこともありましたが、挑戦したり、体験したり、考えたりすることで、危険なこととして紹介されていることが楽しいことになるのではないのかなと思いました。
危険なことは全部禁止すれば、子どもにとって安全な世の中になるでしょうか。それは違うような気がします。
この本の帯に書いていましたが、大切なのは、危険なことがなんなのかをきちんと見極められること、そして、それに対処する力を身につけることだと思います。
そなために、何が危険かを大人がきちんと理解して、安全に危険を体験できる環境をつくることが大切だと思います。そうすることで、普段の生活の中に現れる危険を見極めることができ、対処できるようになっていくのだと思います。
著者のタリーさんは、以下のようなことを言っていました。
(165ページより引用開始)
どんなに危険なものを取り払って子供たちを守ろうとしても、「子供たちは与えられた環境のなかで、できるかぎり危険なことをしようとするもの」
(引用終了)
子どもの将来にとって必要なのは、危険を取り払ってあげることではなくて、身の回りの危険に気づき、対処できる力だと思います。
安心して危険を体験させられるために大人がいるのだと思います。危険なことを全て禁止するために大人がいるのではないとおもいました。
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子どもが体験するべき50の危険なこと (Make: Japan Books)
- 作者: Gever Tulley,Julie Spiegler,金井哲夫
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2011/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 19人 クリック: 476回
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