744 41冊目『教室に笑顔があふれる 中村健一の安心感のある学級づくり』

2017年50冊読破目標の41冊目。


中村健一先生の『教室に笑顔があふれる 中村健一の安心感のある学級づくり』(黎明書房 2011)読破。


一番、勉強になったのは、第3章の<「厳しく叱る」で教室を安心感のある場所に>である。


最近、うすうす感じていることだけど、今のまま現場に立ったら、叱れない教師になってしまいそうな気がしている。


そんなこともあって、この章の中に書かれてあった以下のことがとても印象的だった。


(引用開始)

・面白いだけの教師は嫌われる。

・子どもたちは甘い先生は嫌い。子どもたちは、厳しい先生が嫌いではない。

・子どもたちは、厳しく叱って、教室を秩序ある「安心」できる空間にしてくれる先生を求めている。

(引用終了)


褒めて自尊感情を高めることも大切だと思う。だけど、ダメなことに対して毅然とした態度でダメだと叱ってあげないと、それはそれで子どもたちが良い方向に育たないと思った。


褒めることは意識してきたし、笑いを生み出すことも本当に苦手だけど意識してきた。どちらもまだまだうまくできないけれど、「叱る」ということも少しずつ意識してインプットしていこうと思う。


ただ、現場研修の中では褒めると笑いを生み出すことだなと思う。「叱る」のは、教員として現場に立ったときだなと思う。


教室に笑顔があふれる中村健一の安心感のある学級づくり (シリーズ・教育の達人に学ぶ)

教室に笑顔があふれる中村健一の安心感のある学級づくり (シリーズ・教育の達人に学ぶ)