インプットとアウトプットのどちらが大切か?ときかれた時に、アウトプットだと答えてきた。
しかし、鈴木健二先生の『道徳授業上達10の技法』を読んで、今の自分はインプットを増やすべきだと思うようになった。
鈴木先生の本より引用する。
(引用開始)
情報量が少ない人間の発信する情報は貧弱であり、発想も貧困である場合が多い。(中略)膨大なインプットの中から精選して「精度の高い」アウトプットを目指す。これがプロの仕事なのである。一流を目指したいなら、常にインプットを意識して、あらゆる情報を収集すべきである。
(引用終了)
教師になるために勉強をしていると言っても、まだ始めたばかりだし、現場経験もない。そんな自分が、いくら質の高いアウトプットをしようとしても限界がある。
今は、好き嫌いをせず、いろんな教育書を読み、いろんなセミナーに参加し、様々な体験をするなどして、いろんなことをインプットしするときだと思う。
その中で、アウトプットできそうなことがあればアウトプットしていけばいいと思っている。アウトプットというほど大げさなものではなく、ミニアウトプットみたいな感じかな。
ただし、鈴木先生が言われているが、インプットが目的になってはいけない。現場に立った時に実践というかたちでアウトプットすることを考えながら、インプットと今の段階でできるミニアウトプットをしていきたい。