685 現場で学ぶということ

今年の3月まで、ある中学校で研修をさせていただいていました。

教育実習とは違い、1年間を通して、中学校の日常を体験します。

週に1回の定期的な研修日の他に、自発的に学校行事への参加なども行います。

特別な1日、研究授業などの特別な授業ではなく、日々の授業、朝の会や帰りの会、学級活動、部活動、集会などの場にいることができます。

これが、この研修の良いところだと思っています。実際に現場に出ると、特別な1日や特別な授業よりも、圧倒的にそうでない1日を過ごす時間、授業をする時間の方が多いからです。

私自身、この研修で多くのことを学びました。生徒と触れ合う中で、いろんなことを感じました。それは、大学の机上での勉強や、教育書を読むだけでは学べないこと、感じられないことです。

現場に立つ教師になるのです。現場で学ぶことが、1番の学びになるのだと思っています。もちろん、現場にいるだけで学べるというわけではなく、学ぼうとする意欲が大切です。