今日の長崎は大雨でした。
専門学校から帰ろうと建物を出ると、同じ教職講座を取っている女の子がいました。同じ教室で勉強していながら話したことがない人でした。
チラッと見ると、スマホ片手に空を見上げています。傘を持っていないのかなと思いました。声をかけようとしましたが、声をかけずにその場を去ろうとしました。しかし、心の中のどこかでストップがかかり、『傘、持たれていないんですか?』と声をかけました。
建物を出て、軒下でその人に気づいてから声をかけるまで時間にして5秒ぐらい。だった5秒の中で上に書いたような気持ちの動きと体の動きがありました。
声をかけると、彼女が家を出た時は雨が降っていなかったとのこと。
その後、長崎駅にいきたいということを聞いたので、近くのバス停まで傘に入れてあげました。
バス停に着くととても感謝してくれました。
でも、私は1回は彼女に声をかけずにその場を去ろうとしたのです。私の心の未熟さを感じました。