中学生が使っているある教科書会社の地理の教科書から本文を引用します。
(引用開始)
アメリカ合衆国の工業をになっているのは、世界中に進出している多国籍企業(多国籍企業は太字)です。多国籍企業は穀物メジャーなどと同じく、進出先の国の経済や社会に大きな影響を及ぼします。また、豊富な資金を使って新しい製品や技術を開発し、外国から使用料などを得ています。
(引用終了)
中学生の教科書ですから、多国籍企業がどんなことをしているのかがわかりやすくまとめられています。
しかし、多国籍企業とはズバリ何なのかは書かれていないと思います。
授業で生徒に説明するときに、わかりやすい例などを用いて、多国籍企業がどんな企業で、何をしているのか、普通の企業とは何が違うのかを説明することは大切なことでです。
しかし、それと同じくらい、多国籍企業の定義付けを行うことも必要だと考えます。つまり、多国籍企業とはなんなのか、その定義を一言でズバッと言えることが必要だと考えます。
そのためには、よく調べて、情報の取捨選択(整理)を行わなければなりません。
教科書の記述はわかりやすいのですが、わかりやすいがために、だらだらと長い説明になっているものが多いと思います。
調べてみると、多国籍企業とは、2カ国以上に生産・販売拠点を所有または支配して、世界規模で活動する巨大企業とありました。
2カ国以上で生産・販売を行う企業。これくらいでいいのではないのかな?と思います。
それが、今の自分にできるかといったら、ほとんどできていません。採用試験対策で作っているノートは参考書並みの長さで定義を書いています。
定義を一言でズバッと言えるようにもっと勉強と整理が必要です。そして、そもそもノートとは何のために取るのかを考えなければいけないなと思いました。
もしかしたらこの話、明日に続くかもしれません。