フジテレビで12時ごろから14時ごろまで放送されている『バイキング』という番組があります。昨日たまたま見てみると2つの教育問題について出演者の方々が賛成か反対の立場からそれぞれ意見を言い合っていました。
1つ目の問題は『教師と生徒がSNSで連絡を取り合う事』について賛成か反対かというものです。条例を定めて禁止している自治体もあるようです。
賛成の意見としては、コミュニケーションを取り合えること、連絡網代わりに使える、電話よりも気軽にできて、時間があるときに返信できるため、電話のように長時間のやり取りにならない。というものなどがありました。また、実際の高校生へのインタビューでは、「今日学校休みます」などの連絡に使用できることなど便利であるというものや、最初は先生も敬語とかだったけれど、少しすると絵文字を使うようになってきた。などという教師の実態も紹介されていました。
反対の意見としては、生徒全員がスマートフォン等を持っていないため、それができる子できない子が出てくる。距離が近くなりすぎて教師と生徒の関係をこえて恋愛関係になるなどのトラブルが生じる危険性が高まる。などの意見がありました。
情報化の進展により中学生や小学生もスマートフォンやタブレット端末、携帯電話等を持つようになってきています。電話ではなくSNSで連絡を取るほど生徒と先生の関係は希薄化しているのでしょうか。電話をかけて声で伝えることよりもLINEなどで済まされる関係なんでしょうか。もし、そうだったらなにか悲しい。「今日学校休みます」という連絡ひとつにしても、電話だと声の調子や電話中に咳をしているかなどでその子の体調がどれほど悪いのかわかります。しかし、SNSではなかなかこれがわかりにくいと思います。このような面からもどうなのかなと考えてしまいます。
それに、私の中でLINEなどはどちらかと言うと友達同士で使うイメージの方が強いため、先生と生徒と言う関係で私的なやり取りをやっていいのか。もう、そういう時代なのか。生徒もSNSで生徒とやり取りしている教師も深く考えずにSNSを使っているのではないのかなとおもってしまいました。生徒との距離感を考えるべきです。
2つ目はまた今度書きます。