666 生徒理解について思うこと

専門学校で4月から、採用試験合格を目指して勉強してきました。

一次試験対策講座、論文指導、面接指導、面接調査票書きなど、全ての場面で、前提として生徒理解があるというようなことを指導されました。

間違っていないと思いますし、正しいと思います。生徒理解は大切です。それはわかってます。

しかし、仮に採用試験に合格して、初任を迎えて学級を担任するようになった時、生徒のことをきちんと理解できるか自信がありません。

担任を持たなかったとしても、教科担任はするでしょうから、いずれにしても生徒理解をしないといけない場面は出てきます。

最近は、生徒理解について、理解できないところがあるかもしれないけれど、可能な限り理解できるように努力することを忘れてはならないし、常にその姿勢を持たないといけないと思うようになりました。

相手は中学生といえど、1人の人です。人が人のことをきちんと理解できるのだろうかとも思いますが、やらないといけません。

採用試験では、建前論になるかもしれませんが、現場に出るまでに勉強したいと思います。

665 答えをきれいにまとめること

最近は、毎日面接指導を受けています。

面接では、基本的に事前に提出した面接調査票に私が書いたことから質問されるようです。

面接指導の中では、ここは聞かれるだろうというところを中心に、答える練習をしています。

私が書いたことですから、答えられて当たり前なのかもしれませんが、相手に伝わるように、そして言葉遣いを意識しながら答えるとなると、なかなか難しくうまく答えられません。

言いたいことはわかる、でもきれいにまとまった答えではない。答えている私ですら、自分の答えに対してこのように感じています。

本音を正直に答えればいいというわけではないという指導も受けています。

考えていることを、本音でズバズバいうことができればもう少し楽に考えられるのですが。

明日は、面接指導がないので、これまでに質問されたことを紙に書き出し、その答えを紙の上でまとめ、明後日の面接指導に臨みたいと思います。

664 教えないといけないことは、教えないといけない

今日は模擬授業を4本構想し、実演しました。


模擬授業を含めた面接指導は2時間で、前半の1時間の中で、模擬授業1本と面接指導をしていただき、後半の1時間は、模擬授業を構想、実演、検討のサイクルを3巡しました。


後半の3本の模擬授業のテーマは、私の課題である公民分野と近現代史に関するものだったので1時間でとても疲れたなと感じています。 


さて、後半の1時間を指導してくださったのは、社会科の講師の先生です。


指導後の会話の中で、『考えるためには、知識が必要』というようなことを話しました。


以前このブログでも書きましたが、私は、考えるためには、知識と体験か経験が必要だと思っていましたので、この話は盛り上がりました。


何かを考える時に、知識も体験も経験も何もなければ、考えきれないと思います。


授業中に何でもかんでも考えさせればいいというものではなく、考えるために必要な材料として、知識をしっかりと提供した上で考えさせないといけないと思っています。


生徒に思考力・判断力・表現力をつけるというようなフレーズが学習指導要領の中に何度も登場しますが、知識が身についているということがその前提だと思います。


考えさせることも大切ですが、教えないといけないことは、教えないといけないという考え方に賛成です。


追伸:読まれて、どうでしょうか?何となく言いたいことはわかってもらえたかもしれませんが、表現に苦労しました。

この記事で言いたいことは、以下の2つです。

①考えるためには、知識と体験か経験が必要

②教えないといけないことは、教えないといけない。


もう少しまとめて、再度記事を書こうと思います。


663 正統派の模擬授業

今日も、採用試験の二次試験に向けて模擬授業指導を受けました。


今日のテーマは『議院内閣制についてわかりやすく授業をしてください』というものでした。


今日の講評の中では、「これまで観てきて、結構、正統派の模擬授業をしていると思っている」と言われました。


現場に近い形の模擬授業、実際に生徒に行う際には、今やっている授業でおそらく大丈夫だろうということです。現実的な授業構成、実演ができているということでした。


しかし、採用試験で行う模擬授業という視点から観た時に、もう少し様々なことを取り入れた授業ができることをアピールできた方がいいとのことでした。


正統派模擬授業にプラスして、何かアピールポイントを出すこと、つまり、この人はこういうこともできるんだなと思わせられるような模擬授業を行うと、より高評価につながる可能性があるということです。


最後の試験は、教団における課題面接と、個人面接ですが、個人面接の方に少し不安がありますので、そこを模擬授業でカバーできるように、今回の高評価にの中でのアドバイスをもとに、よりよくなるよう改善していきたいと思います。

662 熱くなってしまった

ある人と、道徳のことについて話しをしていました。

いろいろ話をしたのですが、どうも理論だけで私が言っていることに噛み付いてきているように感じたので、熱くなってしまいました。

どこかで、私が、そうだねと一言言えばよかったのでしょうが、それができませんでした。

私もまだ勉強不足なところが多いのですが、「違うんだけどなー」という気持ちが強く出すぎました。

話し終わった後、相手に謝ろうと思っていたのですが、先に帰ってしまったので、結局それもできませんでした。

その人とは、おそらく今日以降会うことはないと思うので、後味悪くなってしまったことにちょっと後悔と反省です。

相手がどう思ったかはわからないのですけどね。

661 慣れを指摘されました

今日は、教員採用試験の対策として、模擬授業と面接指導を受けました。


模擬授業の評価の中で、慣れを指摘されました。


まず、発した言葉についてです。

・学校に行けてない→行けない

・当ってるじゃん→じゃんは使わない

・おかしいじゃん→じゃんは使わない

・見れる→見られる


次に、話す時のスピードが速くなる時があるということです。生徒に確実に伝えるということを忘れず、丁寧に話すようにここがけることを指導していただきました。


前回、記事にした時は、私の中の感覚で慣れを感じ、それが悪い方向に働いたということを書きました。しかし、今回は、自分以外の方に指摘されましたので、意識して直さないといけないと思います。


模擬授業は、褒められることもたくさんありますが、調子に乗らず、細部にこだわっていきたいと思います。


少しずつ本番が近づいてきています。最後まで頑張りたいと思います。

660 30冊目『道徳授業を面白くする!〜子どもの心に響く授業づくりの極意〜』

2017年50冊読破目標の30冊目です。


鈴木健二先生の『道徳授業を面白くする!〜子どもの心に響く授業づくりの極意〜』(教育出版 2017)読破です。


小学校では平成30年度から、中学校では平成31年度から、これまで領域だった道徳の授業が、「特別の教科 道徳」として、教科化されます。


大きな変化の一つに検定教科書が導入されるということがあります。教科書には使用義務がありますので、教科書を使った授業をするようになります。


自作教材を使った道徳の授業づくりにばかり取り組んできたので、教科書を使った道徳の授業をどうやって作ったらいいのだろうかと思っていました。


この本の章の1つに「道徳の教科書を活用する」がありました。この中で、鈴木先生は、以下のようにおっしゃられています。


(引用開始)

自作教材であろうと、教科書教材であろうと、大切なことは、自分で授業を生み出す力を身につけることです。教科書教材を活用した授業を作る場合にも、授業づくりのポイントは、自作教材で授業を作る場合のポイントと同じです。このポイントを意識して授業づくりを行うことによって、道徳授業の質は少しずつ高まっていきます。

※ポイントは、本書25頁、99頁にあります。

(引用終了)


道徳の教科書を使った実例も載っており、こうやって作っていくのかと知れたことが良かったです。


知れたことをもとに、実際に手と頭を動かして授業を作ってみたいと思います。