659 プライベートな時間を大切にしたい

3月に大学を卒業して実家に戻ってきました。


大学生時代は、4年間1人暮らしで、アパートにいるときは基本的に1人でした。


アパートに帰れば、自然と1人の空間で1人の時間を過ごすことができました。この空間と時間がとても好きですし、1日の中で1時間以上は必要だと思っています。


私にとっては、家族といえども、24時間、同じ空間にずっと一緒にいることは嫌なことです。


家族が嫌いというわけではなく、24時間のうち、何時間かは、家族の目も気にしないでいいプライベートな時間が欲しいと思うのです。


幸い、実家では、私に1部屋をもらえているので、そこでプライベートな時間を過ごすことができています。


1人で過ごす空間と時間を大切にすることは、私にとっては、自分を大切にするということです。


この空間と時間があるから、本当に体も心も休めることができているのだと思います。


誰かとずっと一緒にいたいという人もいるとは思いますが、私にはそれは向かないなと思います。


誰かと一緒にいる時間とプライベートな時間のバランスを大切にしていきたいと思います。

658 慣れの影響?

今日は朝から佐世保へ行き、Y先生から教育書40冊をいただきました。こんなにたくさんいただけるなんて、ありがたいことです。


著者は、数名を除いて知らない方ばかりでしたので、読むのが楽しみです。タイトルを見ただけでも、面白そうだなと思うものがたくさんありました。


お昼頃には長崎へ帰ってきました。そこから、教員採用試験の面接指導を受けました。


今日は、模擬授業と面接調査票に書いてあることについての質問でした。


今日行なった模擬授業のテーマは、以下のものです。

鎖国下の日本における他国や他地域と日本との貿易や交流について、具体的事例を挙げて、理解を深めさせる授業をしてください。


今日の構想の中では、鎖国とそれに至るまでの過程を前時までの既習事項として、長崎の出島、対馬、薩摩、松前で行われた貿易と交流について授業を進めていくようにしました。


模擬授業指導は、既に10回以上受けており、良い意味でも、悪い意味でも慣れが生じてきました。


今回、構想は悪くはなかったのですが、実演の中で、『出島ワーフって、何を復元したものかな?』という問いかけをしてしまいました。


言い終わるのと、同じぐらいのタイミングで、『出島ワーフは、出島を復元したものだから、意味がわからん問いかけをしてしまった』と思いました。


なんとか、『その当時の出島の様子』という答えが、生徒から出たということにして、授業を進められましたが、危ないなと思いました。


慣れを感じ始めていることが影響したかはわかりませんが、失敗したなと思いました。


模擬授業に関する、質問の中では、このことについてツッコミがなかったのですが助かりましたが、ダメだったなと反省です。


構想時間をだいぶ有効に使えるようになってきたので、構想した5分間の実演を、一旦頭の中で流すようにしようと思います。


657 副読本道徳

昨年参加した、全国中学校道徳教育研究大会石川大会で、ある会社の副読本をもらいました。


これまでに、何度かパラパラとめくって、読んでみたことはありましたが、これで道徳の授業をつくろうとは思いませんでした。


しかし、つくってみようかなという気になっています。理由はいろいろあります。実際に将来、実践するかは別ですが。


もらった副読本を適当に開いて読んでみると、「この資料って、何を教えることを想定しているんだろう?」というものがありました。


1番最後を見て、「これだったのか!」と、予想していたのとは違い驚いたのもあります。


つくるとしても、9月6日の試験後になりそうですが、できたらこのブログでまた報告したいと思います。

656 模擬授業指導の復習

採用試験の模擬授業対策の指導を何度か受けてきました。


指導の時は、写真の左側にあるような紙をもらい、その場で授業を構想します。左側の紙に書いてあることは、この紙をもらって、20分間で考えたことのみです。


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右側の紙は、指導が終わった後に、復習を兼ねて、私が書いたものです。


実際に中学校で使われている教科書を見ながら、指導時間の中で構想していた時、実演していた時に、知識の正確さを疑ったところや、流れをどう組み立てようか迷ったところなどを中心に、時間限定をせず、復習をしました。


全く同じテーマが示されることはないと思っています。しかし、今回だと、歴史の流れや、教科書の各ページの学習用語をどう説明するかを考えたり、同じテーマでもう一度、知識がしっかりある状態で授業構想をすることで、似たようなテーマが出題された時の構想時間(20分)を有効に使えるようにしたいと思っています。


今日は、初めて紙の上で復習をしたので、あまり見やすい振り返りシート(と言っても、裏紙なのですけれど)にはなりませんでした。もう少し、振り返りシートを工夫して見やすいものにできるようにしたいと思います。


また、明日以降も、いろんなことを書き足していきたいと思います。指導のバリエーションやネタはたくさんあった方がいいですからね。


一次試験と同様、「やっとけばよかった」よりも、「やったのに」をゼロにして本番に臨みたいと思います。


二次試験B日程まで、残り14日です。

655 5分間トークの経験

大学生の時に、中学校研修に参加していました。


研修を担当していただいていたY先生の授業の中では、5分間トークをさせていただいていました。フリートークの時もありましたが、学習用語を説明する時もありました。


例えば、『経済特区』『フェアトレード』『政党』などです。


朝から中学校にいき、Y先生から、『今日は〇〇について、説明してね』と、テーマが与えられます。


最初の方は、私が説明に使う言葉が、難しすぎて、うまく説明できませんでした。また、私が5分間話すだけの一方通行でしたし、話自体も面白くなく、話術もなかったので、生徒は面白くなかったと思います。


この5分間トークを繰り返す中で、様々な自分なりの工夫をしていくようになりました。例えを使ったり、生徒とのやりとりを取り入れたり、クイズを出したりなど、様々です。うまくいったかではなく、工夫をしようと頭を使っていたことが、模擬授業構想に役立っていると思っています。


5分間トークでは、限られた時間(朝から授業の時間まで)の中で、生徒にとって、わかりやすい説明を意識していました。


模擬授業も、テーマを与えられて、限られた時間で、生徒の興味を引き、わかりやすい授業を行うことが求められています。


今、苦手なテーマでも、短時間で模擬授業構想ができ、実演をできているのは、この5分間トークをしてきた経験があるからだと思います。


Y先生に感謝です。

654 うまくいったり、いかなかったり

採用試験の一次試験が終わってから、週に4日ほど模擬授業の練習をしています。


今日のテーマは、以下の二つでした。

①経済循環について、生徒の興味を引くように授業を行ってください。

②価格の自動調節機能について、生徒の興味を引くように授業を行ってください。


実演すると、①は、よく練られており、特に指導事項はないとの高評価をいただきました。嬉しかったです。しかし、②は、多くの指導を受けました。


指導を受けながら、講師の先生に次のような話をしました。

『授業を構想している時に、アイデアがどんどん出てきて、うまく構想できるテーマとなかなかアイデアがでず、実演するのがやっとだったり、ごまかしながら実演しているテーマがある』


今日のテーマで言うと、前者が①で、後者が②です。


先生からは、このことについて、『得意分野だとか、実際に授業を構想したことかあるテーマなどは、構想がしやすく、アイデアも浮かんでくる。でも、そうでないものは当日の20分間だけで構想しようとしても、アイデアがなかなか浮かばない。だから、今のうちに、そのようなところは、意識して勉強しないといけない』というアドバイスをいただきました。


二次試験B日程まで残り17日です。経済学部出身ですが、公民の経済が1番苦手なところかなと思っています。あとは、近現代史です。とりあえず、その2つを頑張りたいと思います。


板書は、褒められた①の実演で書いたものです。(左だけ)


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653 知識の確認

専門学校で模擬授業の指導を受けていた時の話です。


『租税の意義と役割』というテーマで模擬授業を構想し、実演しました。


実演の中に、生徒に知っている税金の名前を発表してもらう活動を入れました。おそらく、消費税が真っ先に出てくると思ったので、消費税を中心に、5分間の模擬授業実演を行いました。


その後の、面接指導の中で、『この後、どう展開していきますか?』と聞かれました。


この質問に対する答えの中で、私が、『消費税は全て福祉関係に使われるので…』という発言をしました。


この発言に対して、講師の先生から、『全てが福祉目的で使われているわけではないよ!』と指導を受け、私の知識の間違いを教えていただきました。


もし、この指導を受けていなければ、実際に中学生に授業を行う時でも、同じように説明していたと思います。


わかっていること、確実に正しいと思う知識でも、一つ一つ改めて確認しないといけないなと実感しました。