世界一温かい教室を目指して

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1845 まだまだ粗い

公民の授業で日本銀行が行う金融政策の公開市場操作の説明をしました。


難しい話だと思います。大人でもよくわからない話かもしれません。中学生の生活からはかけ離れ過ぎている話です。


公民の内容は市民を育成する面でとても大切な内容を扱っています。しかし、私の指導技術がないこともあって、政治や経済の仕組みを理解させるのは難しいなと思います。


中学校で勤務するまでは、公民が1番教えやすいと思ってました。生徒が実際に生きている現実社会の仕組みの授業なのでより身近に感じてもらえると思っていたからです。


しかし、言葉も難しいですし、その一つ一つの内容も難しいです。そんなことを感じながら、どうやったら生徒がわかるんだろうなと、目の前の2人の生徒のことを考えながら授業を創り、実践しています。予想通りにいかないことも多いですが。


この難しいことをどう理解させるか、考え続けた結果、スモールステップと思考活動で考えるための材料の提示を行うといいのではないかという結論に至りました。


そもそも公開市場操作とは何か。公開市場操作をするのはなぜか。なんで景気を安定させないといけないのか。そういった根本的な疑問を自分の中に持ち、これらの答えに辿り着くまでに、何を教え、何を考えさせ、どんな資料を提示するのかを考えます。さらに、知識の獲得と思考活動、資料をどの順番で並べるのかを考えます。


こういう話をすると「アクティブラーニング」や「主体的・対話的で、深い学び」とは違うと言われそうですが、限られた時間でクラス全員に公開市場操作を理解させるにはこういったスモールステップを教師が考えるべきだと思います。時間が限られているのです。この制約がなければ、「アクティブラーニング」も「主体的・対話的で深い学び」もより取り入れられ、かつ機能させられると思います。もちろん、この考え方に対しても、それをどうにかするのが教師だろ!とツッコミがきそうですが。


さて、今日の公開市場操作の説明の授業は、1回目の説明の時に生徒がわからないという空気を出していました。わかっていない時は教室の空気が本当に変わると思います。これに教師が敏感になれるか、その感性は大切だと思います。


1回目でわかっていなかったので、2回目別の説明をしました。前時までに学習した内容を振り返りながら、より時間をかけ丁寧に説明していくと、今度は本当にわかってくれたみたいです。反応や空気が変わりました。


ここまで丁寧に説明すべきなんだなと、子どもたちの反応から学べました。情けない話ですが、今は子どもたちの反応から本当に学べています。


その学びを一言でまとめると、自分が考える授業プランはまだまだ粗いということです。


ただ、4月と比べるとその粗さはだいぶ取れたなとも感じますが、まだまだです。


もうすぐ冬休みに入るので、その間にいろいろと学びたいと思います。