1001 伝えることは難しい

採用試験の二次試験対策で小論文と面接の指導を受けています。


小論文を書くときにも、面接の練習をするときにも、自分の中にあることを言葉や文字に言語化して、他人に伝えることは難しいと感じています。


言葉や文字を媒介として相手に伝えるのですから、まずは、表現方法や語彙をたくさん持っておく必要があります。


特に語彙数は、伝えたいことの細部に関わると思います。例えば、雨が降っていることを伝えるにしても、大雨なのか、しとしととした雨なのか、横殴りの雨なのかによって雨というものに対するイメージが変わります。


こういう意味で語彙数がある方が伝えたいことの細部までを正しく伝えることができ、相手の頭の中に自分が伝えたいことを正確に落とすことができると思います。


さて、小論文では限られた紙幅という制限がある中で、伝えたいことが正しく伝わるようにしなければなりません。


紙幅、つまり字数が制限されているというのが難しさを高めていると思います。


面接では、聞かれたことに対して瞬間的に答えを練り上げて伝えなければなりません。このときにも、相手が何度か聞いてくれるならば、こちらが伝えたいことも伝わりやすいのでしょうが、粘り強くわかろうとしてくれる面接官はなかなかいないでしょう。


小論文も面接でも普段から伝えたいことが伝わるように練習をしておくことが大切だと思っています。


二次試験まで、そんなに日にちがあるわけではありませんが、頑張ります。