2018年50冊読破目標の3冊目です。
有田和正先生の『楽しい社会科授業づくり入門』(明治図書 2016)読破です。
楽しくなければ、勉強しようという気持ちにはならないと思います。そういう意味で、社会科の授業を楽しくすることは大切なことだ思います。
私が今、関わっている人には、社会科を嫌いな人が多いです。そもそも、私が社会科の教師を目指したのも、中学時代の友達が、社会科を嫌いとか、面白くないという人が多かったからです。
私にとって、どうやったら、面白いとか、楽しいと思わせることができるのかということは、社会科の授業を作る上での一つの課題です。
この本の中に書かれていた、有田先生の知識や授業展開を読んでいくと、本当に面白いなと思いました。知的な面白さを感じられます。
豆知識とか、ちょっと詳しいというレベルではなく、1つ1つの知識が深いという感じです。250ページほどの本ですが、書かれている話が面白くて、どんどん読み進められました。
そして、やはり、有田先生の教材開発は、すごいです。ネタを見つけてから、教材化するまでの過程や心構えが詳しく書かれてあったところは、特に勉強になりました。

- 作者: 有田和正
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 2016/10/20
- メディア: 単行本
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