2020年50冊読破目標の12冊目。
有田和正先生の『有田和正の授業力アップ入門ー授業がうまくなる十二章ー』(明治図書 2005)読破。
講師として、実際に授業をするようになってから、教育書の読み方が変わったと思う。
自分の今の授業に何が足りないのか、問題点をどうやったら改善できるのか、そのヒントになる場所や、その問題が発生する原因が書かれている部分に目がいくようになった。
有田先生のこの本の中では、ただの理論の展開や実践技術の解説だけにとどまらず、1人の社会人として、大切にしなければならないことなども含めて、授業力を高めるために大切なことが書かれてあった。
この本の中で紹介されている生徒たちがとても生き生きと社会科に取り組んでいる様子が想像できた。普通の公立学校で、テストの点数が低い子でも、生き生きと取り組めるような授業をしたいと思っている。
昨日の記事のように、一文一文から多くのことを感じ、考えた。
この本からの学びをしっかりと実践の中に取り入れていけるようにしたい。そうでないと、読んだ意味がない。
有田和正の授業力アップ入門―授業がうまくなる十二章 (若い教師に贈るこの一冊)
- 作者:有田 和正
- 発売日: 2005/09/01
- メディア: 単行本