1524 運は掴むものだと思う

昨日、飲食のアルバイト先の人たちと飲みに行きました。そのメンバーの中に卒業論文を執筆中の子がいました。酔っ払ってしまったのであまり正確には覚えていませんが、「運」をテーマにしたものだったと思います。この子の論文の内容とはほとんど関係ないと思いますが、自分が運について考えてることを少し書きます。


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運という言葉で表される不思議なことがある。運が良かった。運が悪かったと言うような言い方で表される出来事のこと。


スーパーに買い物に行ったらたまたま欲しいものが最後の1個だった。運が良かったと思う。逆に目の前で欲しいものが売り切れる。運が悪かったと思う。


運は、境目にあるものではないか。そんなことをふと思う。スーパーで欲しいものが手に入るか入らないかな境目にあるもの。それがどっちに転ぶかで運が良かったか悪かったかが判断される。


ただ、運は自分で掴む物だと思っている。なんでもそうだが、一生懸命やっていれば必ずチャンスが訪れる。チャンスも境目だと思う。チャンスでうまくいけば、その後が変わる。


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高校の時の部活で顧問の先生によく言われていたこと。


チャンスを逃すな。


補欠だった自分が、試合に出してもらえる。これはチャンスである。負けなければずっと試合に出続けられる。逆に負けると、しばらくは出場の機会が回ってこない。


チャンスは掴む物。絶対勝つという強い気持ちは、チャンスをつかもうとする気持ち。掴めるかどうか。ここに運がある。しかし、運を掴めるかどうかは普段の練習によって大きく左右される。


普段頑張っていれば、それだけ運を掴みやすくなるということ。


チャンスが巡ってきた時に、そこにある運を掴めるかどうかは、普段の頑張り次第。普段の頑張りが運を掴みやすくするのか、掴みにくくするのかに大きく関わっていると思う。


普段の頑張りは実力につながる。チャンスで運を掴めるかは実力によって決まるのではないかとも思う。


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塾のアルバイト先で志望する高校に入学できるかできないかギリギリのラインにいる生徒がいる。


もともとは、公立高校なんて考えられない成績だったらしい。それが、合格できそうかもしれないというところまで来ている。境目に立っている。


この子が合格を掴めるかどうか、これから次第だと思う。非常によく頑張っていると思う。だから、この子には運を掴んで欲しい。そして、掴ませるのが自分の仕事。


ただ、運を掴むには実力が必要。この実力を伸ばしてあげたい。そして、伸ばすのが自分の仕事。


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大相撲初場所の話。


横綱白鵬が好きな言葉に心、運、夢があるらしい。「豊かな心で運を掴んで夢を叶える」という言葉から横綱土俵入りの時の三揃いの化粧回しに1字ずつ入れているのをよく見る。白鵬も運は掴む物だと言っている。


さて、その白鵬と、もう1人の横綱鶴竜が途中休場した令和2年初場所。幕内は平幕の徳勝龍と正代の優勝争いに絞られてきた。きっと、この2人は今場所が始まる前、始まってからもしばらくは自分が優勝するチャンスが訪れるとは思っていなかったのではないだろうか。


この2人にはチャンスが訪れていると思う。2人の間にある優勝を掴めるのはどちらか。境目にあるものを掴むには実力が必要。


明日の直接対決を楽しみにしたい。


ちなみに、徳勝龍は幕尻(幕内力士で1番番付が低い位置)。幕尻優勝になると20年ぶりの快挙らしい。


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運は境目にあるもの。運は掴む物。運を掴むには実力が必要。


そんなことを思いました。