世界一温かい教室を目指して

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学校の教師と塾の講師の違い

私は、同じ国語を教えるにしても学校で教えている人は『教師』だと思いますが、塾で教えている人は『講師』だと思っています。

 

塾では志望校合格を目指すことや学力の伸長が第一の目標ですから、点数をあげることに重きを置きます。床に消しゴムのカスを落としても、若い講師の先生や清掃員の方たちが掃除をします。実際にこのような光景を見たことがあります。生徒は学力を上げに来ているお客様です。塾はそのお客様の学力を上げるために教科について教えていきます。お客様に掃除をさせることはしませんよね。みんなが使う教室にごみを落として汚くしようともそのことについて学校ほど厳しい指導は行われません。つまり、塾は人を育てる場所ではなく学力を育てる場所です。

 

では、学校はどうかと言うと、学校でも教科は教えられていますが、学校は「人格の完成」を目指す教育が行われるところ(教育基本法第1条)であるため、授業の始まりに教室が汚かったら掃除をすることもあります。授業中に誰かが他の人を傷つける発言をしたら、それについてもその場で指導を行います。このように学校は学力もですがそれ以上に人を育てる場所だと思っています。

 

「塾の講師が学校で教科を教えればわかりやすくていいのに」という発言をする人がいますが、私はとんでもないことだと思っています。しかし、このような発言をする人がいるのは、教師よりも教え方のうまい講師に出会っているのでしょうね。私が生徒でもわかりやすい方から学びたいと思うのは事実です。教師も頑張らないといけないところはあります。しかし、塾の講師は学力を育てる人。学校の教師は人を育てる人。そもそも目的や働く上で重要視する事が違うと思います。