632 自由研究は難しい

本日付の長崎新聞の記事です。


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教師側としては、使える時間の多い、夏休みに何かをやってほしいものです。


しかし、小学生に何か好きなことを研究してごらんといっても、できるのかな?と思ってしまいます。


なぜ、小学生が1人で自由研究ができないのか、理由を考えました。すると、以下のようなことが浮かびました。


・そもそも、テーマを見つけられない。

・研究の仕方を知らないから。

・小学生には、研究は難しいから。

・研究のための情報の集め方を知らないから。

・小学生に理解できる情報が少ないから。

・集めた情報を整理したり、関連付けたりすることが難しいから。

・やる気を長期間維持するのが難しいから。


自由研究と言えども、ある程度フレームが必要なのだと思います。それに、始まりから終わりまでの一連の過程を何度か体験していないと、1人で行うのは難しいような気がします。


私が小学生の頃は、自由研究キットを購入し、その中にある道具を使って、研究のやり方を教えてくれる説明書をもとに進めていきました。


『自由研究をやってきなさい』と、教師が一言で宿題を出すのは簡単でしょうが、小学生側からすると、やはり1人で行うのは難しいのかなと思いました。


631 28冊目『初任者の1ヶ月』

2017年50冊読破目標の28冊目です。


野中信行先生にいただいた『初任者の1ヶ月』(非売品)読破です。


読み進めて行く中で、いろんなことを思いました。


特に、普段の1日を無事に過ごせることって、大変なことなんだなと感じました。


授業もそうですが、特別な授業ではなく、日々行われる日常の授業が、うまくいくことも当たり前ではなく、すごく難しいことなんだなと思いました。自分ではうまくいっているつもりでも、細かいところを観ることができる先生にすれば、その授業はうまくいっていないこともあります。


もし、大学で、現場と同じぐらいまでとは言わずとも、生徒指導や授業の基礎基本だけでも教えてもらっていたら、現場に出た時には、少しは違うのかなと思います。


やっぱり、現場に出るまでの時期をもっと大切にしようと思いました。


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630 27冊目『ブルーサーマル04』

2017年50冊読破目標の27冊目です。


小沢かなさんの『ブルーサーマル04』(新潮社 2017)読破です。


初めて飛行機に乗った時は、怖かった思い出しかありませんが、最近は飛行機に乗って、雲の上へ行くのがとても好きになりました。


滑走が始まって、離陸する瞬間、上空へと向かう時間は、普段なかなか体験できない空を飛ぶ時間の始まりで、とてもドキドキする時間です。


主人公のたまききちゃんが自分でグライダーを操縦して、上空へ向かう場面が、読んでいて、1番好きです。


今回も面白かったです。05の発売が待ち遠しいです。


ブルーサーマル―青凪大学体育会航空部― 4巻 (バンチコミックス)

ブルーサーマル―青凪大学体育会航空部― 4巻 (バンチコミックス)

629 26冊目『静かの海 ゆらめきの冬、さよならの春』

2017年50冊読破目標26冊目です。


筏田かつらさんの『静かの海 ゆらめきの冬、さよならの春』(宝島社 2016)読破です。


静この本は2冊セットです。今回読破したのは、2冊目です。


ボーイッシュな小学生の女の子の真咲が、男子大学生の行成に恋をするのですが、行成は真咲を男の子だと思って接していました。


そんな、行成が、とうとう真咲が女の子なのだと知ります。


2人の設定と話の終わり方は嫌いではないのですが、途中途中で読むのを辞めようかなと思うような時がありました。


中学校教育実習の時に、朝読書の貸し出し用として持って行くと、配属されたクラスの子達は面白いと言っていたので、中学生ぐらいの子たちには面白いのだと思います。


しかし、私は、うーん…。という感じでした。


静かの海 ゆらめきの冬、さよならの春

静かの海 ゆらめきの冬、さよならの春

628 ICT教室

今日も、親戚の小学2年生の遊び相手をしました。


この間教えてあげたスーパージャンケンが、かなり気に入ったらしく、またスーパージャンケンだけで1時間を過ごしました。


ほかにも、いろいろとゲームを教えてあげて、3時間ぐらい、遊びました。今になって、自分が思っているよりも、体は疲れているんだなと感じています。


さて、その子は私の母校でもある小学校に通っています。母校の様子を聞いていると、いろいろなところが変わったんだなと思いました。


その中の一つが、ICT教室ができたことです。話を聞いてみると、どうやら、実際はパソコン室のようでした。ただ、ICT教室という名前なので、もしかしたら、電子黒板などもあるのかもしれませんが、そこまでは聞いていません。


どんな機器があるのか、興味がありますので、授業参観日などに足を運んでみたいと思いました。


しかし、ICT教室があるということは、学級には、その設備がないということでしょうか。ICT教室は1学級しか使えないでしょうから、まだまだ十分な環境じゃないんだろうなとも思いました。


しかし、これから学校にはICT機器がどんどん導入されると思います。ICT機器を効果的に使いこなせるだけの勉強も少しずつやっていこうと思います。

627 学力

過去の長崎県教員採用試験の2時試験の調査書の中に『学力を向上させるためにどのような取り組みを行いますか?』というような質問項目があります。


今年も同じことが聞かれるからわかりませんが、自分なりの答えを少し考えました。


取り組み自体まではたどり着きませんでしたが、学力とは何かということについて、自分なりに1つの答えにたどり着きました。


正直、学力とは何か?と聞かれても、なんだろうなと思ってしまいます。


インターネットや本で調べると様々な学力の定義が出てきました。しかし、それらは定義者の考えが含まれていました。もっと、根本的な定義はないのかなと探しているうちに、国語辞書を使うことを思いつきました。


国語辞書で、学力の意味を調べると、以下のように出てきました。


学習して得た知識と能力。特に学校教育を通して身につけた能力。


これを見て、子どもたちは、『何を学習するのか』ということを考えました。すると、教科書にたどり着きました。


以上から、教科書を学習して、得られた知識や能力を学力というのだと思いました。


もう少し先まで考えたのですが、まとめられたのはここまでですから、今日はここまでにしておきます。


626 同じことを違う言葉で表現する

毎年、教員採用試験の調査書の項目に、『教員を志願した動機はなんですか?』というものがあります。


もちろん私にも志願した動機があるのですが、相手に伝わる文章を書こうと思うと、なかなかうまく書けません。


他の人は、どんな文章を書いているのだろうと気になり、昨年までの合格者の文章を読んでみました。


すると、ほとんどの文章で動機として上がっていたのが、志望する校種での恩師との出会い、学習支援ボランティアなどに参加していたなどの体験談などでした。


私も、志願動機の一つとして、同じようなことをあげています。


しかし、参考にしようと思って読んだ文章は、一般的すぎるような気がしました。よく見かける文章、何十人ぶんも読む側の人からすれば、またかと思うような文章のような気がしました。


綺麗にまとまっているので、参考になるところは多かったのですが、同じように綺麗にまとめても、きっと、読む人の目にはとまらないと思います。


私は、私の言葉で志願動機を表現できるように、文章を考えたいと思います。同じ志願動機でも、表現方法を変えたり、文章の中で使う言葉を変えたりして、読む側の人の目にとまる文章に仕上げたいと思います。