教育実習、教員採用試験が続き、50冊読破目標が止まっていましたが、久々に本を手に取りました。
教育経済学者の中室牧子さんの『「学力」の経済学』(ディスカバー・トゥウェンティワン 2015)読破です。
教育実習中にY先生にいただいたのですが、やっと読む時間を作ることができました。
経済学部生の私からすると、経済学的な分析やアプローチを使って教育を分析しているところが面白かったです。
本の中での中室さんの主張の1つ1つが先行研究やデータに裏付けされているので客観性が増し、読む人にとってなるほどなと思えるようになっているのではないのかなと感じました。
特に、『ご褒美を与えて良いのか?』などの疑問に客観性のあるデータや研究結果を基に答えているところが教育の本ではなく、経済学の本だなと感じるところです。
経済学部の友達や後輩にに薦めたい一冊でした。
この本の中で紹介されている研究結果で、知っておくと、現場に出ても武器になりそうだなと感じるものがありました。
Y先生に感謝です。ありがとうございました。