家本芳郎先生の『<教育力>をみがく』(子どもの未来社 2004)読破です。
この本は、Y先生にいただいた本です。昨年の教育実習期間中にいただいた本なのですが、何度か数ページをめくっては読むのをやめを繰り返していました。今回、はじめて最初から最後まで読みました。
刺激の連続でした。今年読んだ本の中で1番です。特に、第4章「自治の力を育てる」に書かれていることが1番刺激になりました。
以下は、この本の中からの学びのいくつかです。
・指導のバリエーションをもつ
・指導の中心は説得
・人格の力がないと指導は成立しない
・正しい指導の貯金
・指導には、準備、手続き、筋道がある
・学校の指導には裏がある
・指導にも教材研究が必要
・指導は無数のディテールから成り立っている
・教師の認識を子どもたちと共有する
・正義を孤立させない力を育てる
・認識と実践の間には大きな隔たりがある
・「指導力」は、教師自身の学びの賜物
・言葉の力をみがく
そして、1番心に響いたのは、
叱らず、怒らず、怒鳴らず、罰を与えずに規則を徹底することはできる
という一文でした。
これから、この本は何回も読み返すことになると思います。
- 作者: 家本芳郎
- 出版社/メーカー: 子どもの未来社
- 発売日: 2004/08/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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