492 メモを取ること

アルバイトで、後輩が少し責任のある業務を初めて行いました。


私も何年もその業務を行ってきており、引き継いだ形です。ですから、私が、後輩の指導を行いました。


初めてながら、とてもよく頑張っていたと思いますし、頑張ろうとする姿勢や気持ちが見えました。とても良いことだなと感じました。


初めてですから、うまくいかないことやミスをしたりすることもあると思います。これから数をこなして行く中で、その数を減らしていければいいと思います。数をこなす中で、臨機応変な対応もできるようになると思います。


さて、頑張っていた後輩ですが、一点、残念だなと感じることがありました。それは、メモを取れと言っても、取らなかったことです。


記憶は時間が経つにつれて無くなっていきます。次に同じ業務に当たる前に、今回のメモがとても役に立つのですが、今回、メモを取っていないので、次回はどうなるのか心配です。


私が、中学校で研修をするときもそうですが、教えていただいたことや感じたことをその時にメモして、それから、アウトプットします。


アウトプットがなければ成長はありません。メモはそのアウトプットを行うための一つの材料だと思います。


たかだかメモかもしれませんが、大切なことだと思います。

491 10分の話をして感じたこと

今日は久しぶりに中学校研修に行きました。


現場に出ると、様々なことにハッとさせられたり、生徒から元気をもらえます。


今日は午前中だけの研修でしたが、学ぶことが多かったです。


その中で、今日はY先生の社会科の中で2回話をさせていただきました。


1年生のあるクラスで10分、2年生のあるクラスで5分です。


この話の難しいところは、基本的に決められた時間、私がクラス全員に向けて話続けることです。


会話であれば、相手の反応があるので、お互いにボケたり、ツッコミを入れたり、相手の話に同感したりして、笑が起こったり、和やかに話ができるのですが、40人の前で話すときはなかなかそうはいきません。


だからこそ、話術を学ばないといけないのだと思います。


さて、今日、話をそれぞれのクラスでしたあと、それぞれ、生徒の何人かが言葉をかけてくれました。


このような言葉や、話中の生徒の眼差し、表情が本当の評価だと思っています。


1年生のクラスでは、話をしている時の生徒の表情はよく、真剣に聞いてくれていることが伝わってきました。しかし、1人だけ、どうしても顔を上げてくれない子がいました。どうにかして聞いて欲しかったのですが、ダメでした。話のあとには、1番最後にボケた、そのボケがなければよかったのにということを言われました。


2年生のクラスでは、子どもたちのリクエストに答えて、怖い話をしました。こちらは、だいぶ好評で、多くの生徒が、今日の話はとても怖かったとか、鳥肌が立ったというコメントをくれました。


しかし、2年生のクラスでの怖い話は、ある女の子が耳をふさぎながら聞いていたのでほどほどに怖い話にするか、あんまりしないようにするか、そこらへんも考えないといけないなと思いました。多くの子は怖い話を望みますが、そうでない子がいることも忘れないようにしなければならないなと感じました。


少しだけ話すときの間や例え、溜め、声の抑揚などを意識できましたが、なかなか難しいもので、思ったよりうまくできませんでした。


話術について勉強できたことも、いざ、やってみるとなかなかうまくできないものです。教師にとって、話術も勉強の一つですから、また頑張りたいと思います。

490 何をどこまで教えなければいけないのか

社会科の授業を作る時の話です。


授業では、教科書を教えなければならいとY先生に教わりました。


学校教育法34条に明記されている通り、教科書には使用義務がありますし、教科書は、法のピラミッドに位置付けられている学習指導要領に基づいて作成されているからです。


さて、教科書を教える授業を作る中で、何をどこまで教えなければならないのかということが疑問になりました。


まず、授業を作る時に着目するのは、教科書に書いてある本文です。では、この本文に書いてあることの何を取り上げて、どこまで深い話をすればいいのでしょうか。

授業で取り扱う内容の取捨選択と深め具合に関する疑問です。


一つの基準となるのが、高校入試の過去問です。多くの生徒が高校入試を体験するでしょうから、この基準は外せないものです。この基準を意識すると、高校入試問題の過去問研究をして、そこから頻出の問題に関わることに時間をかけて授業の中で取り扱うようになります。


高校入試を意識すると、本文の中の太字の学習用語とそれに関わる技術や知識、地図上の位置、関連するものを中心に取り上げた授業になります。


その他の基準としては、教える教師のこういう力をつけて欲しい、こういうことを知っていて欲しいという願いのようなものもあると思います。これは、教材研究から生まれてくるものだと思います。


今は、この2つしか内容の取捨選択と深め具合の基準が浮かびません。


もちろん、何をどれだけ取り上げるのかだけが、授業を作る際に大切なわけではありませんが、これがある程度明確になっていなければ、教えないといけないことを教えず、教えたいことを教えるということが起こってしまいます。そのために、このことについてしっかり考えることが大切だと感じました。


授業の作り方、学習活動の取り入れ方、発問作り、教科書研究の仕方、教育方法…。授業作りについては、学ばないといけないことが多くありますが、これらは、授業で扱う内容の取捨選択と深め具合が決まった上で、考えないといけないことではないのかなと思います。

489 電話対応

昨日、今日と引っ越しの関係で10箇所ほどの会社に電話をかけました。

これだけ多くのところに電話をかけたので、それぞれの電話対応の違いが気になりました。

電話対応が気持ちよく感じたのは3箇所ほどです。残りは、残念ながら、あまり気持ち良いとは思いませんでした。

契約者はお客様なわけなのに、言葉遣いが日常的な会話のようなものであったり、忙しいからか、早めに切り上げようという気持ちが伝わってくるものでした。

引っ越しとは関係ありませんが、今日、電話をいただいた、採用試験模試の担当会社の方の電話にも、どうなのかなと思ってしまいました。

例えば、『指示していたのですが』と言われたことです。受験する身ですが、お金を払って受験していますので、ある意味お客様です。指示という言葉は、上の者から下の者へ使うような印象を持っています。指示ではなく、『ご案内していたのですが』と、変えるだけで、受ける印象が変わります。

個人の印象ではなく、その会社の印象が電話一本で変わるなと感じました。
こんなに気にするのは私だけかもしれませんが、何気ない一言に気をつけなければいけないなと思いました。

学校でも電話対応をすることになるとは思います。例えば、授業と授業の間の10分間休みという忙しい時間帯での電話対応であっても、正しい言葉遣いや丁寧な対応を心がけたいです。

488 9冊目『本を守ろうとする猫の話』

2017年50冊読破目標の9冊目です。


夏川草介さんの『本を守ろうとする猫の話』(小学館 2017)読破です。


本が好きな林太郎とその前に現れたトラという猫が、様々な迷宮に行き、そこで本を解放していくという物語です。


迷宮、解放という言葉で、現代の本を取り巻く社会の様子をうまく表しているなと感じました。


本を解放していく中で、林太郎は本屋を営んでいるおじいちゃんの言葉を思い出していくのですが、このおじいちゃんの言葉がよかったです。


よく本を読む人、これから本を読んでいこうと考えている人に読んで欲しい一冊です。


なぜ、本を読めと言われるのか。考えるところがたくさんありました。また、本の読み方についても考えさせられました。


本を守ろうとする猫の話

本を守ろうとする猫の話

487 教員採用試験模試

昨日、送別会へ行く前に教員採用試験模試受験しました。


教職教養と一般教養、専門教養を受験し、その後自己採点を行いました。


専門教養は、社会科のテストみたいなものです。地理は満点でした。日本史、政治も8割取れていました。しかし、世界史と経済の得点が悪く、7割程度の正答率でした。

正解した問題も、自信がなくて、消去法で答えを選んだ問題もありました。

結果だけを見ず、全体的に復習とさらなる勉強が必要に感じました。


教職教養(教育法規や教育史など)は7割、一般教養(全教科と時事)は5割の正答率でした。こちらは、専門ほど時間をかけきれていないのですが、特に一般教養については、もっと勉強しないといけないと思いました。勉強すれば、専門教養よりもすぐに点数に結び付く試験だと思っていますので、頑張りたいと思います。


3週間後に正式な結果が届くようですが、自己採点をしてみて、間違っていたところを中心にしっかりと復習したいと思います。


486 バイトの送別会

今月で大学を卒業するため、アルバイト先からも同時に卒業退社します。今日は、アルバイト先の後輩や社員さんが送別会を開いてくれました。


大学に入学してから4年間、同じアルバイトを続けました。


最初はお金のために働いていました。しかし、徐々にいろんなことを考えながら働くようになりました。


きついこと、つらいこと、大変なこと、やめたいと思うこともたくさんありましたが、今日まで続けてきてよかったと思っています。


私は教師を目指しているので、塾や家庭教師のアルバイトの方が教師になった時には役に立つかもしれません。


しかし、このアルバイト(婚礼・宴会サービス)を行ってきたことで、いろんなことを知ることができ、また経験することができました。


生徒は多くの子が将来、企業に勤務することになると思います。その企業を少しでも知れたことで、進路指導をする時に生かせることがあるかもそれません。


中学校研修と企業でのアルバイトの両方を大学生の今、同時に経験できたことがとてもよかったなと思います。


さて、送別会ですが、宴会場のスタッフだけではなく、ホテルのマネージャー、厨房、派遣スタッフ、宴会セールスの方、ウエディングプランナーの方、婚礼時の司会者の方など、様々な方にご出席していただきました。


アルバイトの身にも関わらず、多くの方に送っていただき、本当に嬉しかったです。


また、プレゼントもいただき、本当に嬉しかったです。特に、各部署の方々や後輩たちが書いてくれたメッセージは嬉しかったです。ゆっくり読むのが楽しみです。さらに、アルバイトの先輩方からも卒業を祝うメッセージをいただきました。後輩がお願いしてくれていたみたいです。卒業されて、お仕事が忙しい中、メッセージをくださり、聞いていながら、もう一度一緒に仕事をしたいなと思いました。


勤務は3月20日までです。残りの勤務でやり残すことがないように最後まで頑張りたいと思います。


短い時間でしたが、とても楽しい時間を過ごせました。