485 少しずつ理解できてきた

中学校現場で研修をさせていただき、もうすぐ2年になります。


昨年は、正式な大学と中学校の提携研修生としてお世話になっていましたので、定期的に中学校へ行っておりましたが、今年度は、時間がある時に中学校へ行くという形で研修をさせていたいています。


研修の中で、主に指導を担当していただいているY先生から様々なことを教えていただいています。


特に、去年教えていただいたことについでなのですが、去年と今とでは、教えていただいたことに対する考え方が少し変化しているなと感じます。


去年は、『こうしないといけないのか』とか、『こうすればいいのか』とか、このような感じで話を聞いていましたが、今は『だからこうなのか』とか、『こういうことがあるから(こういうことを防ぎたいから)、このようにするのか』という、少しだけですが知るだけではなく、理解することができているような感覚を持っています。


ただ、一つ一つについて考えて、理解になるのではなく、ある時にふと『あ、だからこうなのか』と出てくることの方が多いです。


去年から、目的や理由を考えるようにと言われており、考えていたつもりでしたが、考えきれていなかったのだなと思います。また、考えていたとしても、浅かったなと感じます。今もまだ浅いのでしょうけど。


学校現場で先生方が行われている、一つ一つの指導や声がけ、活動の裏にあるところを観れるようになっていきたいと思います。

484 善意を快く受け取ること

昨日の長崎新聞の記事です。89歳の男性の方が書かれた文章です。


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お年寄りや体の不自由な方へ席を譲ろうなどの行為を行う側に呼びかけるポスターはよく見かけます。


しかし、この記事のような善意を受けとる側へ呼びかけるものは初めて見ました。


私も、善意ある行為を受け入れることは大切だと思います。しかし、私が言うのと、89歳の男性が言うのでは、この記事を読む方の受け取り方が違うと思います。その意味で、この記事が多くの方の目に触れるといいなと思います。


新聞記事にあるように、善意を受け入れる側にとっては、「まだ、若いから」とか思うこともあるでしょうが、相手が自分のことを思って行為を行ってくれたのですから、「まだ、若いから」と思いながらも「ありがとう」と言って、受け入れることも大切なのではないのかなと思います。


行為の基にある善意を感じ取れるかで行為を受ける側の対応も変わるのだと思います。自分自身も周りの人からの善意を感じとれる人でありたいなと思いました。

483 母校へ

今日は、母校の高校へ行ってきました。


帰省している同期の友達と剣道部の稽古へ顔を出しました。


正月に来た時もそうですが、見ているとやりたくなってしまいます。


4月から講師としてどこかの中学校て勤務するようになると、もしかしたら剣道部の顧問になるかもしれません。


高校の顧問の先生とこのような点についても話をさせていただきました。高校生の時にはわからなかった先生の思いなどを知ることができました。


後輩の頑張る姿を見て、また元気をもらえました。後輩に負けないように頑張ります。

482 卒業判定

3月になりました。私の大学も含め、高校、中学校、小学校、幼稚園、保育園と卒業シーズンになりました。


私の大学では、大学を卒業できるかの判定結果が今日出ました。


単位も揃えており、卒業論文も提出しておりましたが、今日確認するまでは、安心できませんでした。これで無事に卒業できます。


卒業式は3月22日の午後からです。

481 学習支援ボランティア報告会

大学と市内の中学校が連携して、中学校現場へ大学生が1年を通して入り、現場で様々なことを学んだり、授業サポートや諸活動を体験する学習支援ボランティア活動の報告会がありました。

この活動は、3年前から、3年生に向けに行われているもので、私も昨年参加し、たくさんのことを学びました。私が本気で教職を目指すようになったのもこの活動があってこそです。

さて、今日は、1つ下の後輩たちの活動報告会でした。

1年間の体験をよくまとめて、体験したことから、何を感じ、何を思い、何を考えたのか、自分だったらどうするのかということを整理して発表できていたと思います。

ただし、甘いところや抽象的なところもありました。そこを、今後具体化することが、これから彼らが体験する教育実習に生きていくのだと思います。

彼らの次に同じように活動に参加する可能性のある2年生も報告を聞きに来ており、積極的に質問をしていました。この意欲、姿勢もとても素晴らしいことだと感じました。

この活動の魅力の一つに、学級経営(短学活・掃除指導・給食指導など)や部活動指導、学校行事への参加など、現場でないと学べないことを学べるということがあります。

2年生から、このようなことを意識した質問がたくさん出ました。このようなことも良いことだと思いました。

後輩が頑張っている姿を見ることで、私も頑張らないといけないなと思えます。

480 8冊目『一流芸能人がやっているウケる会話術』

2017年50冊読破目標8冊目です。


難波義行さんの『一流芸能人がやっているウケる会話術  場を盛り上げ相手を楽しませる話し方』(こう書房 2009)読破です。


最近、話術について勉強しています。それは、自分が話が下手だと思っているからです。自分の周りにいる話が上手い人のようになりたいと思っています。そのための勉強です。


さて、今回は会話に絞った話術の本です。教師が話をする場面は、授業中や集会での話など、ひとりで大勢に向かって話すことが多いのですが、個別に相談を受けたり、指導をしたりすることもあります。


その他にも、休み時間などに生徒と行う何気ない会話が生み出す、教師と生徒の良好な関係が日々の生徒指導、授業などの学習指導に少なからず影響を与えます。


また、生徒との会話を通して、生徒が興味を持っていることや、生徒の間で流行っているものなどを知ることができれば、そのネタを使って、授業中に説明すべきことを生徒の興味があるものでわかりやすく例えたりもできます。これによって、生徒が飽きずに授業に参加できます。


こう考えると、何気ない会話も大切だなと思えます。


この本を読んで思ったことは、会話術は、術(=スキル)ですから、誰でも鍛えることができるということです。


大まかに言えば、いろんな体験をしたり、いろんな情報を仕入れることで、ネタを仕入れ、それを整理した上で、話を構成して、実際に話すというように、話は練ることで、面白くできるということを感じました。もちろん、実際は、こんな単純ではないのですが。


そして、一流のものに触れ続けなければいけません。そのお手本として、この本では、芸能人に注目していました。


この本で学んだ会話術を少しずつ自分の会話の中に取り入れていきたいと思います。


一流芸能人がやっている ウケる会話術――場を盛り上げ相手を楽しませる話し方

一流芸能人がやっている ウケる会話術――場を盛り上げ相手を楽しませる話し方

479 本の完成間近

中村健一先生が新しく出される『笑う!教師の一日』という本の執筆活動に参加させていただいています。


この本の原稿が出揃い、もうすぐ出版社の方へ送られるそうです。


執筆者一覧に名前を載せてもらえることになりました。

いよいよ、完成するんだなと思い、出来上がりがとても楽しみです。


出版後は愛知県で出版記念セミナーを行われるそうです。参加できるか、まだ未定ですが、執筆をされた先生がとお会いできる機会ですので、こちらも楽しみです。


この本にのせるためのネタを考えたり、原稿を書いたりする中で、本を書くということ、本を自分の名前を記載して出版するということが、どういうことなのか少しわかったような気がします。


執筆活動を通して良い勉強ができているなと感じています。