2018年50冊読破目標の20冊目です。
加藤一二三さんの『負けて強くなる』(宝島社 2014)読破です。
加藤一二三さんは将棋の棋士です。現役は引退されましたが、「神武以来の天才」と称されるほどの実力の持ち主です。
その加藤棋士でさえ、現役引退までに1100敗を喫しています。
この本の中で、加藤さんは「私は負けて強くなった」と断言されています。
1100敗というと、「そんなに負けたのか」と思いがちですが、ほとんどトーナメント戦で行われる将棋の対局では、勝ち進まないと、負けすらできないのです。
トーナメント戦の先にあるリーグ戦に参加できないと、負けを増やす機会すらないらしいです。
それだけ、多くの対局を行なっているということです。
負けや失敗から学ぶものは多いと思います。もちろん、学ぼうと思わないと学べないことばかりなのでしょうが。
バラエティ番組に出られているひふみんとはまた違う、勝負師としての加藤さんをみれたような気がしました。
負けて強くなる ~通算1100敗から学んだ直感精読の心得 (宝島社新書)
- 作者: 加藤一二三
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: 新書
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